アストンマーティン、「Q by Aston Martin」がカスタマイズしたDBXをワールドプレミア｜Aston Martin

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「Q by Aston Martin」がカスタマイズしたDBXをワールドプレミア

アストンマーティンは3月4日、アストンマーティンのパーソナライゼーションサービス「Q by Aston Martin」によってカスタマイズされた「DBX」を、新型コロナウイルス感染症によりジュネーブモーターショー2020が中止になったことをうけ、専用の動画チャンネルにて発表した。

Text by YANAKA Tomomi

「Q by Aston Martin」による多様なパーソナライゼーションの可能性を提示

アストンマーティン初のSUVモデルで、今年発売予定の「DBX」のカスタマイズモデルが発表された。

さらに、DBXのラインナップに「Q by Aston Martin-Commission」「Q by Aston Martin-Collection」、そして「Q by Aston Martin-Accessories」という3種類のデザイナー仕様を設定。「Q by Aston Martin」のサービスによって実現可能なパーソナライゼーションの能力を示すという。

「Q by Aston Martin-Commission」では、個人的な好みを反映させたテーラーメイド仕様のDBXを生み出すことができるとされ、22インチのグロスブラック・ホイールが大胆なエクステリアを演出。インテリアでは機械加工が施された特注のダイヤモンドパターン・サテンクローム・アルミニウム・ジュエリーバックが、オブシディアン・ブラック・レザーを基調とした室内に印象的なアクセントを与える。

また、DBXのキャビンで最も目を引くコンポーネントは、宙に浮いているように見えるセンターコンソールやドアトリムに装着されたユニークなカーボンファイバー。高い技術を必要とするこれらのコンポーネントは手作業で配置された280層のカーボンファイバーから構成される個体ブロックを機械加工により削りだしたものという。

一方の「Q by Aston Martin-Collection」は、事前にオプションが決められた仕様。サテン・キセノン・グレイのボディカラーに、カーボンファイバー・ロア・エクステリア・パック、ブラック・アルマイト仕上げのトレッドとシルプレートを組み合わせたこのパッケージオプションはアストンマーティン社内のデザインチームにより開発されたものだ。