マイナーチェンジしたレクサスIS発売開始|LEXUS
CAR / NEWS
2020年11月6日

マイナーチェンジしたレクサスIS発売開始|LEXUS

LEXUS IS|レクサスIS

マイナーチェンジしたレクサスIS発売開始

レクサスは11月5日、マイナーチェンジしたコンパクトFRスポーツセダン「IS」の販売を同日から開始したと発表した。

Text by HARA Akira

新設のToyota Technical Center Shimoyamaで車両性能のつくりこみを実施

レクサス「IS」は1999年の初代モデル誕生以降、「クルマを操る楽しさ」を追求してきたコンパクトFRスポーツセダン。運動性能の高さと、それを予感させるスポーティなデザインで好評を博し、20年以上に渡って累計約110万台をグローバルで販売してきたという。
今回発表した新型ISのボディサイズは、全長4,710×全幅1,840×全高1,435mmで、先代に比べて30mm長く30mm広く5mm高い。
エクステリアデザインはその数値があらわすようにワイド&ローなプロポーションにこだわったほか、高精度なプレス技術によってシャープな造形を実現し、アグレッシブな意匠となっている。
またアイデンティティーとなるスピンドルグリルは、グリルの先端を起点に立体的な多面体構造とすることで押し出し感を強調。スピンドルをモチーフとしたブロック形状とメッシュパターンを組み合わせることで、よりスポーティな印象になった。
エクステリアカラーは、強い陰影により造形を際立たせるソニックイリジウムと、金属質感と高光沢を実現したソニッククロムの2色が新規設定されている。
インテリアでは、マルチメディアシステムにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを10.3インチタッチワイドディスプレイに連携させることで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上した。
またインストルメントパネル上部やドアパネルに有彩色を設定したツートーン配色とすることで、左右方向の広がりを強調。ツートーン配色によるコントラストで乗車時に高揚感を感じさせるカラーコーディネートになっている。
パワートレインは、2リッター直列4気筒ターボのIS300、2.5リッター直列4気筒+ハイブリッドシステムのIS300h、3.5リッターV型6気筒のIS350の3種。
走りについては、2019年に愛知県豊田市下山地区に新設したToyota Technical Center Shimoyamaをはじめとする厳しい環境で、クルマもエンジニアも日々繰り返し走行試験を行うことで、高次元での車両性能のつくりこみを実現。
安全面では、従来の「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、進化した「Lexus Safety System +」を採用。交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指した。
レクサスの小林直樹チーフエンジニアは、「新型ISを開発するにあたり念頭に置いたのは、ドライバーの意図がクルマに、また、クルマの挙動がドライバーに正確に伝わるという対話を大事にすることです。その実現に向けご好評いただいているコンパクトなボディを活かし、新設のテストコースでチーム一丸となって開発し、熟成を図りました。レクサスのコンパクトFRスポーツセダンとして、上質な乗り心地でありながら高い車両コントロール性を備え、長く乗れば乗るほど操る楽しさなどの新しい発見や、作り手の想いを感じていただけるクルマを目指しました。」と語っている。
価格は、IS300が480万円~555万円、IS300hが526万円~642万円、IS350が650万円。また、専用アルミホイールやブラック基調のカラーコーデネートを施した特別仕様車のIS300F SPORT Model Blackが585万円、IS350 F SPORT Model Blackが700万円となっている。
問い合わせ先

レクサスインフォメーションデスク
Tel.0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)
https://lexus.jp/

                      
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