ランボルギーニ のサーキット専用ハイパーカー「SCV12」が今夏デビューへ|Lamborghini
CAR / NEWS
2020年6月29日

ランボルギーニ のサーキット専用ハイパーカー「SCV12」が今夏デビューへ|Lamborghini

LAMBORGHINI SCV12|ランボルギーニ SCV12

ランボルギーニ のサーキット専用ハイパーカー「SCV12」が今夏デビューへ

ランボルギーニ は、スクアドラ・コルセのサーキット専用ハイパーカー「ランボルギーニ SCV12」の開発が完了し、今年の夏にワールドプレミアを開催すると発表した。

Text by HARA Akira

自然吸気のV12エンジンはランボ史上最強の830hpオーバー

SCV12が搭載するのは、高速で空力を利用するスーパーチャージャーを使用する自然吸気のV12エンジンで、最高出力の830hpオーバーはランボルギーニ 史上最強という。
サーキット専用として開発したフルカーボンの新型軽量シャシー本体には、6段シーケンシャルギアボックスがシャシーの構成要素として組み込まれるほか、プッシュロッド式リアサスペンションをギアボックスに直接取り付け、フロント19インチ、リア20インチのマグネシウムホイールにはピレリが特別開発したスリックタイヤを装着する。
同社のデザイン部門であるチェントレ・スティーレがデザインしたエクステリアは、GT3カーより高い空力効率とダウンフォースを実現。フロントボンネットのダブルエアインテークと中央のリブが空気の流れをルーフ上のラムエアインテークマニホールドに向かわせ、その動的な風圧がエンジンのインテークマニホールドの静的な空気圧力を高め、エンジンに流れ込む空気量を増やして出力がアップするほか、フロントスプリッター、サイドシルの横方向のフリックと縦方向のフィン、リアのカーボンファイバー製リアウイングがサーキット指向を強調し、最高のハンドリングと走行感覚が体感できると謳っている。
生産はサンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ ・スクアドラ・コルセ・ファクトリー内で行われ、オーナーはクラブの一員として世界有数の著名なサーキットで開催される高度なドライビングプログラムに参加が可能になるほか、スクアドラ・コルセのエンジニアの技術支援の下、ルマン24時間レースで5度の優勝経験があるスペシャルプログラム・コンサルタントのエマニュエル・ピロ氏の特別指導を受けることもできるという。

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