クルマに乗ったままエレベーターで自宅フロアへ──「ベントレーレジデンス」がマイアミに誕生へ｜BENTLEY

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クルマに乗ったままエレベーターで自宅フロアへ──「ベントレーレジデンス」がマイアミに誕生へ

ベントレーモーターズは、アメリカ・フロリダ州のマイアミに2026年に完成予定のレジデンシャルタワー「ベントレーレジデンス」の詳細を発表。各住戸に4台駐車可能で、EV充電設備用のスペースも備えたガレージを各戸に完備するほか、各部屋まではエレベーターにクルマごと乗り、各住戸のガレージまで移動することが可能になるという。

Text by YANAKA Tomomi

プール付きバルコニーなどを備えた広さ約560㎡、5億8300万円から。

ベントレーモーターズと、開発パートナーのデザー・ディベロップメント社が2021年にパートナーシップの提携をしたことでスタートした高級レジデンスの開発。マイアミに61階建ての高層レジデンスが建てられ、ベイビューやオーシャンビューが楽しめる住居になるという。

クルマに乗ったままエレベーターで自宅フロアに移動可能──「ベントレーレジデンス」がマイアミに誕生へ｜BENTLEY

このベントレーレジデンスには、クルマごと乗れるエレベーター「デザベーター」を4基設置。各エレベーターには油圧システムがあり、このシステムでタイヤを挟み、クルマを引っ張ってロボットシャトルシステムに載せた後、目的地の階までエレベーターが上下に移動するという。

レジデンスでは、最上階の61階まで各住戸内に3台または4台駐車可能なプライベートガレージを用意。ベントレーでは電動化に舵を切ることがすでに発表されているため、希望すればEV充電設備を設置することも可能で、プライバシーが守られた空間で愛車を保管できるという。

仕組みとしては、ベントレーレジデンスにクルマで到着すると、IDを埋め込んだRFタグが自動で読み取られ、ドライバーは降車したり、ボタンを押したりする必要がなく、そのままエレベーターにクルマごと乗り込み、自宅前まで移動できるそう。

また、インテリアの家具は、ベントレーの長年のブランドパートナーであるイタリア製高級家具メーカーがハンドメイドで製作することも可能。入居希望者にインテリアコーディネートの一例を示し、ラグジュアリーなライフスタイルを提案する。

ベントレーレジデンスは420万ドル（約5億8300万円）から販売。現在はベントレーレジデンス建設予定地近くにセールスギャラリーがオープンしたほか、バーチャルでも見学可能だ。

バーチャルリアリティツアーのアプリを介した見学では、プール付きバルコニーを備えた、実際の住戸と同じ6000平方フィート（約557平方メートル）住居内を歩いてみたり、デザーベーターで目的の階まで移動する体験もできるといい、ベントレーとともにマイアミで快適に暮らすラグジュアリーな生活を想像できるに違いない。

問い合わせ先

ベントレーコール
Tel.0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/

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