BMW3シリーズがマイナーチェンジ──デザインと安全機能がアップデート｜BMW

BMW 3series｜BMW 3シリーズ

BMW3シリーズがマイナーチェンジ──デザインと安全機能がアップデート

ビー･エム･ダブリューは9月20日、内外装をリニューアルした新型3シリーズのセダンとツーリングを発表した。

Text by HARA Akira

一定の条件下でステアリングから手を離して走行することが可能に

まずエクステリアでは、最新のBMWデザイン言語により印象的なアップデートを敢行。デイタイムランニングライト機能を持つ最新のLEDヘッドライトはよりシャープな印象となり、ダブルバーを採用したBMW伝統のキドニーグリルや、フロントエプロンのワイド化によって、さらにパワフルなデザインとなっている。またリアコンビネーションライトをより細く水平なラインとし、テールパイプの直径を90mmまたは100mmとすることで、パワフルな印象を与えている。

インテリアも大きく変更され、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させた最新のBMWカーブドディスプレイを採用したことで、優れた視認性と高い操作性を実現。シフトレバーを廃止し、その代わりにパドルシフトを全てのモデルに標準装備することで、BMW特有のiDriveコントローラー回りがすっきりとし、モダンな印象を与えている。

安全面では、高性能3眼カメラとレーダー､高性能プロセッサーによって高い解析能力を持つ最先端運転支援システムなど、最新世代の安全機能を標準で装備。高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減する運転支援システム「ハンズ･オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載したことで、一定の条件下でステアリングから手を離して走行することが可能となっている。

さらに「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能となったり、Apple CarPlayへの対応や、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信できたりと、最新世代のコネクティビティによって利便性が大幅に高められている。