フェラーリが放つV12スパイダー「フェラーリ 812 GTS」がデビュー|Ferrari
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2019年9月11日

フェラーリが放つV12スパイダー「フェラーリ 812 GTS」がデビュー|Ferrari

Ferrari 812 GTS|フェラーリ 812 GTS

フェラーリが放つV12スパイダー「フェラーリ 812 GTS」がデビュー

フェラーリは、イタリア時間の9月9日(月)、オープンモデルの「812 GTS」を発表。2017年に発表された「812スーパーファスト」のスパイダーモデルとなる。

Text by YANAKA Tomomi

リアは「812スーパーファスト」から再設計

フェラーリのフロントマウントV12スポーツ最後のスパイダー「365 GTS4」がデビューしてから50年。これまで限定エディションなどではあったものの、市販車としては半世紀ぶりの誕生となる。
ベースとなるのは2017年発表の「812スーパーファスト」。6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンが最高出力588kW(800ps)、最大トルク718Nmを発生し、市販車ではもっともパワフルなスパイダーだとフェラーリでは謳う。7段デュアルクラッチ トランスミッションを介して後輪を駆動し、パフォーマンスは最高速度340km/h、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速8.3秒を記録。「812 スーパーファスト」とほぼ同等の性能を誇っている。
エクステリアは、「812スーパーファスト」からリア全体を再設計。ファストバック式で、サイドビューは「365GTB4」を彷彿とさせるハイテールの2ボックスデザインを採用し、「812スーパーファスト」の特徴的なリア ホイールアーチのエアロダイナミクス バイパスがなくなったかわりに、フラップを追加装備したリアデュフューザーが再構築された。
また、フロントガラス上部のコーナーに2つの小さなL字型フラップを与えることで、リアスクリーン上からの高速気流の流入を抑制。搭乗者の頭部への過剰な圧力を回避させる効果が。さらに、リトラクタブル ハードトップ(RHT)は、45km/h以下であれば14秒で開閉可能となり、ウインドストッパーとしても機能する電動リアスクリーンは、トップダウンすると立ち上がり、快適性に貢献。トップアップすると下がり、V12エンジンのサウンドを堪能できるという。
SPEC
Ferrari 812 GTS|フェラーリ 812 GTS
ボディサイズ|全長 4,693 × 全幅 1,971 × 全高 1,278 mm
ホイールベース|2,720 mm
トレッド前/後|1,672 / 1,645 mm
乾燥重量|1,600 kg
前後重量配分|47:53
エンジン|6,496cc V型12気筒
ボア×ストローク|94 × 78 mm
最高出力|588 kW(800 ps)/ 8,500 rpm
最大トルク|718 Nm / 7,000 rpm
トランスミッション|7段デュアルクラッチ
最高速度|340 km/h
0-100km/h加速|3.0秒
0-200km/h加速|8.3秒
タイヤ 前/後|275/35ZR20 / 315/35ZR20
トランク容量|250 リッター
                                        
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