イブニングドレスに身を包んだF1マシン──フェラーリの最新2+クーペ「ローマ」が日本上陸|Ferrari
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2020年4月2日

イブニングドレスに身を包んだF1マシン──フェラーリの最新2+クーペ「ローマ」が日本上陸|Ferrari

Ferrari Roma|フェラーリ ローマ

フェラーリの2+クーペ「ローマ」が日本上陸、プライベートビューを開催

フェラーリ・ジャパンは4月1日、最新のV8エンジンを搭載した2+クーペモデル「ローマ」が日本に上陸したと発表した。フェラーリが「イブニングドレスに身を包んだF1マシン」と謳う同モデル。2日から国内のフェラーリ・オフィシャルディーラーで、招待客限定のプライベートビューを開催する。

Text by HARA Akira

コンセプトは現代の「La Nouva Dolce Vita(甘い生活)」

2019年11月、イタリア・ローマで初披露された新型「ローマ」は、1950~60年代のローマにおける自由なライフスタイル「La Nouva Dolce Vita(甘い生活)」をコンセプトとし、当時のエレガントな要素をモダンなフォルムへ生まれ変わらせ、息をのむ美しさと最高のパフォーマンスを融合させたモデルという。
フェラーリが「アイコニック」「エレガント」「タイムレス」だとするエクステリアのデザインは、1960年代のフェラーリのミッドフロントエンジン・グランドツーリングカーらしい伝統を色濃く反映したロングノーズ・ショートデッキスタイルが特徴。空力パフォーマンスを最高にするため、リアスクリーンと一体化した可動リアスポイラーを備えている。
一方のインテリアは、ドライバーとパッセンジャーに別々の空間“セル”を生み出すデュアルコックピットスタイルを採用し、同社が2+クーペと呼ぶように小さな後席が備わっている。
パワートレインは最高出力620cvを発生する3.9リッターV8ターボエンジン。ボディシェルとシャシーは、最新の軽量化技術と高度な生産技術を取り入れることでコンポーネントの70%を完全な新設計としたもので、セグメント最高の2.37kg/cvというパワーウエイトレシオを達成している。
フェラーリ・ジャパンのフェデリコ・パストレッリ社長は、「新型ローマは、フェラーリの歴史において、最も強力で運転するのが楽しいミッドフロントエンジンV8 2+クーペになるでしょう。また、デイリーカーとして、日本のユーザーに優れた快適性と運転体験をお届けできることを期待しています」とコメントしている。
Ferrari Roma|フェラーリ ローマ
ボディサイズ|全長 4,656 × 全幅 1,974 × 全高1,301 mm
ホイールベース|2,670 mm
トレッド前/後|1,652 / 1,679 mm
車両重量|1,570 kg
エンジン|3,855 cc V型8気筒DOHC ターボ
ボア × ストローク|86.5 × 82.0 mm圧縮比|9.45:1
最高出力|456 kW(620 ps)/ 5,750-7,500 rpm
最大トルク|760 Nm / 3,000-5,750 rpm
トランスミッション|8段F1デュアルクラッチ
駆動方式|FR
タイヤ 前/後|245/35ZR20 / 285/35ZR20
0-100km/h加速|3.4秒
0-200km/h加速|9.3秒
最高速度|320km/h
問い合わせ先

フェラーリ

https://auto.ferrari.com/
https://www.ferrari.com/ja-JP/auto/ferrari-roma

                      
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