ロータス 新型 エキシージ S 日本発売|Lotus
Lotus Exige S|ロータス エキシージ S
新型 ロータス エキシージ S 日本発売
ロータスを代表する車種である、「エリーゼ」のレースモデルをベースに誕生した「エキシージ」。その「エキシージ」最新のモデルとして2011年 フランクフルトモーターショーで登場した「エキシージS」が日本発売となった。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
ドライブモードセレクトも可能に
1,180kgの軽量ボディに最高出力350ps、最大トルク400NmのV6スーパーチャージャーエンジンを搭載した2ドア2シータースポーツカー、ロータス新型「エキシージS」が日本上陸を果たした。
トランスミッションは6段マニュアル。今回のエキシージSは、日常向けにもサーキット向けにも進化をはたしており、「DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネジメント)」とよばれる、BOSCHとロータスが共同開発した、スタビリティコントロールシステムを装備。通常は、ツーリング、スポーツ、DPMオフの3モードを備えるこのDPM。「レースパック」と呼ばれるオプション(38万円)を設定すると、サスペンションがサーキット向けセッティングのものに交換されると同時に、コーナリングで最大のトラクションが得られるという「レース」モードが、DPMのモードにくわわる。そしてローンチコントロール機能も追加される。
ブレーキは「エヴォーラ S」同様のクロスドリルド ベンチレーテッド ディスクとAP-Racing製4ポット ブレーキキャリパー、およびメッシュホース。サスペンションはビルシュタイン(Bilstein)製ダンパーとアイバッハ(Eibach)製スプリングを採用する。タイヤはピレリ「Pゼロ コルサ」を標準として、ドライコンディションサーキット向けの「Pゼロ トロフェオ」(15万円)をオプション設定する。前述のオプション、「レースパック」は、この「Pゼロ トロフェオ」との組みあわせを前提として、サスペンションがセットされる。
リアサスペンションの新規設計と同時に、空力特性の最適化も新型の特徴で、フロントスプリッターとリアディフューザーの装備で、より、直進安定性とサーキットでのコーナリングスピードが増したという。
インテリアは、スタンダートなものにくわえて、「プレミアム」と「プレミアムスポーツ」の2種類のパッケージオプションを用意。プレミアムインテリアパックでは、7色から選択できるフルレザーインテリアが用意され、プレミアムスポーツインテリアパックでは、エボニーブラックレザー、エボニーブラックレザー/スレートグレースエードからの選択可能なスポーツシートを中心とした室内空間となる。
価格は850万円から。デリバリーは2013年12月が予定されている。
Lotus Exige S|ロータス エキシージ S
ボディサイズ|全長4,080×全幅1,800×全高1,130mm
ホイールベース|2,370 mm
トレッド 前/後|1,499 / 1,584 mm
最低地上高|125 mm
重量|1,180 kg
エンジン|3,456cc V型6気筒 DOHC スーパーチャージャー
最高出力| 257kW(350ps)/7,000 rpm
最大トルク|400Nm(40.79kgm)/ 4,500 rpm
トランスミッション|6段マニュアル
駆動方式|MR
サスペンション|ダブルウィッシュボーン
タイヤ 前/後|205/45R17 / 265/35R18
最高速度|271km/h
価格|850万円