レクサスRC Fをマイナーチェンジ|Lexus
CAR / NEWS
2019年5月15日

レクサスRC Fをマイナーチェンジ|Lexus

Lexus RC F|レクサス RC F

レクサスRC Fをマイナーチェンジ

レクサスは5月13日(月)、スポーツクーペ「RC F」をマイナーチェンジし、販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

新たに高性能な「パフォーマンス パッケージ」を設定

「公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる」という開発テーマのもと、2007年の「IS F」からスタートしたレクサスの高性能モデル“F”。今回マイナーチェンジされた「RC F」では、軽量化や空力性能を中心に改良が施された。

ドライビングの面では、ハンドリングと限界領域でのコントロール性向上を目的に、タイヤを新開発。エンジンマウントやサスペンションメンバー ブッシュ、ステアリングラック ブッシュなどの剛性も高め、サーキット走行などでの操縦安定性が高められている。

5.0リッターV8自然吸気エンジンは、354kW(481ps)へと出力を向上させるとともに、最大トルク353Nm(54.6kgm)を発生。エアクリーナーの形状変更による吸気性能向上とスロットル制御の改良で、アクセルレスポンスも向上させた。

エクステリアでは、レースで培われた空力デバイスの形状を最大限スタイリングに反映。フロントスポイラーのコーナーにカナード形状を取り入れダウンフォースを向上させたほか、リイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状をつくることでリヤタイヤ周辺の乱気流を抑制するなど、空力を向上させ、独自性を狙ったデザインとした。

さらに、前後のホイールハウスにエアアウトレットを設けることでホイールハウス内にたまった空気の圧力を低減。最適なコーナリング姿勢やステアリング応答性向上にも寄与するという。

また、新たに高性能な「パフォーマンス パッケージ」を設定。日本のスーパーGTや米国のデイトナ24時間レースなどモータースポーツで培った技術を応用し、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の外装部品やカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーなどでさらなる軽量化を実現したほか、加速性能や空力性能も向上させた。

「パフォーマンス パッケージ」の内装では専用のインテリアカラーであるフレアレッドや専用のオーナメント パネル レッド カーボンを取り入れている。

価格は1,021万909円で、「カーボン エクステリア パッケージ」が1,099万6,364円、新設された「パフォーマンス パッケージ」が1,404万円となる。

問い合わせ先

レクサス インフォメーションデスク

0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)

           
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