スマート水素ステーションの受注を開始|Honda
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2018年11月27日

スマート水素ステーションの受注を開始|Honda

Honda|ホンダ

「スマート水素ステーション(SHS)70MPa」受注開始

ホンダは、11月21日(水)、高圧水電界型の水素ステーション「スマート水素ステーション(SHS)70MPa」の受注を開始したと発表した。

Text by YANAKA Tomomi

コンパクトながら高圧力充填で「クラリティ フューエル セル」へのフル充填も可能

2016年に5人乗り燃料電池自動車(FCV)セダン「クラリティ フューエル セル」を発表するなど、FCV開発に力を入れてきたホンダ。新たに高圧水電界型の水素ステーション「スマート水素ステーション(SHS)70MPa」の受注をスタートさせた。

SHS 70MPaは、燃料電池自動車(FCV)に供給する高圧水素を製造・貯蔵。充填する装置で、高圧水電界型の水素ステーションとして世界初となる充填圧力70MPa(メガパスカル)・製造圧力82MPaを実現。環境省の支援制度を活用し、実証実験を経て商品化された。

ホンダ独自技術の高圧水電界システム「パワー クリエイター」により、コンプレッサーを使用することなく高圧化することで、奥行2,250×幅3,700×高さ2,500mmというコンパクトなサイズに水素約15kgを貯蔵。再生可能エネルギーなどにより発電された電気で水を電気分解して1日2.5kgの水素を製造する。

また、充填圧力を70MPaにすることで、「クラリティ フューエル セル」へのフル充填も可能となった。設置には環境省の支援制度も活用できるという。

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スマート水素ステーション(SHS)70MPa
サイズ|奥行2,250×幅3,700×高さ2,500mm
水素製造量|2.5kg/日
充填圧力(製造圧力)|70MPa(82MPa)
水素貯蔵量|約15kg@15℃
ユーティリティー|AC200V(三相3線式)/水道水

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