ルノースポールがチューニングを手掛けたトゥインゴGT誕生|Renault
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2018年2月1日

ルノースポールがチューニングを手掛けたトゥインゴGT誕生|Renault

Renault Twingo GT|ルノー トゥインゴ GT

ルノースポールがチューニングを手掛けたトゥインゴGT誕生

ルノー・ジャポンは2月1日(木)、コンパクトカー「トゥインゴ」にルノー・スポールがチューニングを手掛ける新グレード「GT」を2月22日(木)に発売すると発表した。

Text by YANAKA Tomomi

トランスミッションは5段MTと6段EDCを用意

昨年7月に発売された3代目の現行モデルからRRが採用されいる「トゥインゴ」。昨年9月「トゥインゴGT」の先行限定モデルが発売された時点からカタログモデルになることがアナウンスされていたが、ついに発売日が発表された。

トゥインゴGTは、エンジン、シャシーともにルノー・スポールがチューニングを手がけているのが特徴。エンジンは、最高出力が標準モデルよりも14kW大きい80kW(109ps)、最大トルクは35Nmアップの170Nm(17.3kgm)を発生する0.9リッター ターボエンジンをリアに搭載。トランスミッションは、限定モデルでは5段MTのみだったが、5段MTと6段EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)を選択できる。

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シャシーはダンパーが専用となり、アンチロールバーも強化。さらに横滑り防止装置(ESC)は、標準モデルに比べ介入のタイミングを遅らせ、曲がりくねったコーナーで後輪のスライドを感じられるようチューニングが施された。

また左リアフェンダーにはサイドエアインテークを装備。これによりターボチャージャーに入る空気の温度が12パーセント低下するとともにエンジン吸気流量が23パーセント向上し、ターボの回転数を増加させるのに寄与するという。

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ドライバーとエンジンをつなぐアクセルは、「メガーヌ R.S.」で培った技術を採用。専用のアクセルマッピングにより、素早い加速を実現したと謳う。走行モードはノーマルモードとエコモードが用意された。

ボディカラーはオランジ ブレイズ メタリック(オレンジ)とグリ リュネール メタリック(グレー)の2色。オレンジにはグレーの、グレーにもオレンジのデカールがアクセントとして与えられる。いっぽうのインテリアは、ボディに使われたオレンジを取り入れ、統一感が演出された。

価格はMTモデルが229万円、EDCモデルが239万円となる。

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Renault Twingo GT|ルノー トゥインゴ GT
ボディサイズ|全長 3,630 × 全幅 1,660 × 全高 1,545 mm
ホイールベース|2,490 mm
トレッド前/後|1,460 / 1,435 mm
車両重量|(MT)1,010 kg (EDC)1,040kg
エンジン|0.897cc 直列3気筒ターボチャージャー付DOHC
最高出力|80 kW(109 ps)/5,750 rpm
最大トルク|170 Nm(17.3 kgm)/2,000 rpm
トランスミッション|5段MT、6段EDC
駆動方式|RR
サスペンション前|マクファーソン
サスペンション後|トレーリングアーム
ブレーキ前|ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後|ドラム
タイヤ前|185/45R17
タイヤ後|205/40R17
ステアリング|右
定員|4人
最小回転半径|4.3メートル
価格|(MT)229万円 (EDC)239万円

問い合わせ先

ルノーコール

0120-676-365(9:00-18:00、年中無休)

http://www.renault.jp

           
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