アストンマーティンとザガートのDNAを結集

アストンマーティンとザガートとのコラボレーションによる歴史的名車、 DB4 GT ザガート生誕50周年を記念するモデルとして、今年5月、イタリアで開催されたヴィラデステ・コンクール・デレガンスでお披露目されたV12 ザガート。アストンマーティンとザガートのデザインDNAを結集させて生まれた同車は、優美さとアグレッシブさが絶妙に融合したエクステリアデザインが、まず印象的だ。アスリートのような筋肉質な張りを湛えたアルミニウム製ボディは、約100年の歴史に培われた技術をもつ職人によって、ハンドメイドで生産されている。

フロントミッドに搭載される6.0リッターV型12気筒エンジンは、最高出力380kW（517ps）/6,500rpm、最大トルク570Nm/5,750rpmを発生。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は305km/hというハイパフォーマンスを誇る。6月に開催されたドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースでは、見事完走を果たしている。

アストンマーティンとザガートのあらたなる歴史を築くであろうV12 ザガート。150台の限定生産で、価格は33万ポンド（約4200万円）とアナウンスされている。

関西におけるアストンマーティンの拠点

さて、V12 ザガートの日本におけるアンヴェールの舞台となったのが、アストンマーティンの大阪における拠点『アストンマーティン大阪八光』のリニューアルオープンニングパーティだ。

アストンマーティン大阪八光のショールームは、今まで大阪市西区心斎橋にあったが、サービス工場を備えていなかった。そこで今回、ショールームとサービス工場を一体化したあらたなる拠点として、大阪市浪速区にリニューアルオープンしたというわけだ。

常時6台のモデルを展示できる広々としたショールームは、アストンマーティンのCIにもとづいてホワイトを基調とし、アストン各モデルを際立たせるクリーンな空間に仕上げられている。一方、併設されるサービス工場は、14基のリフトを備える本格的なもので、アストンマーティンの関西の拠点と呼ぶにふさわしい仕様となっている。

オープニングレセプション当日は、V12ザガートのほかに、日本に導入されたばかりのラグジュアリーシティコミューター「シグネット」もお披露目された。また、「ヴィラージュ」「V8 ヴァンテージ S」といった人気モデルも展示され、来場者の目を楽しませていた。

アストンマーティン大阪八光
大阪市浪速区稲荷1-9-22
Tel. 06-4392-1085
営業時間｜9：00～19：00（サービス受付は18：00）
定休日｜水曜日