「TSIトレンドライン プレミアムエディション」では燃費が向上

ダウンサイジングされた直噴エンジンと、ターボチャージャーの組み合わせにより環境性能と走りの質感を高めるという現在のヨーロッパ車のトレンドをつくり上げたゴルフ。主力モデルの2グレードの装備を充実させ、あらたに「TSIトレンドライン プレミアムエディション」「TSIコンフォートライン プレミアムエディション」として登場した。

1.2リッターエンジンを搭載したエントリーグレードの「TSIトレンドライン プレミアムエディション」では、パワートレインを小変更。最大トルクの回転数のレンジが広くなり1,500rpm-4,100rpmとし、燃費も10・15モードで17.0km/ℓから17.4km/ℓに向上させた。

「TSIハイライン」に相当する充実した装備

エクステリアでは、アルミホイールやフロントのフォグランプを採用。インテリアは、ステアリングホイールを高級感のあるレザーに変更されたほか、シート地やパネルのデザインもあらためられた。

「TSIコンフォートライン プレミアムエディション」には1.4リッターエンジンを搭載。あらたにバイキセノンヘッドライト（ダイナミックコーナリングライト、ヘッドライトウォッシャーつき）やダークテールレンズを標準装備とした。足もとには、新デザインのアルミホイールを採用。インテリアもアルカンターラとファブリックを使用したシートを採用するなど、上級グレードの「TSIハイライン」に相当する1ランク上のものとなっている。

価格は、「TSIトレンドライン プレミアムエディション」が従来より6万円アップの263万円で、「TSIコンフォートライン プレミアムエディション」は11万円アップの289万円に抑えられた。いずれのグレードもエコカー減税（75パーセント減税）の対象となっている。

また、上級グレードの「TSIハイライン」でも、オプションとして用意されていたバイキセノンヘッドライト（ダイナミックコーナリングライト、ヘッドウォッシャーつき）を標準装備とし、14万円高の329万円で販売するという。

Volkswagen Golf Premium Edition│フォルクスワーゲン ゴルフ プレミアムエディション
ボディサイズ│全長4,210×全幅1,790×全高1,485mm
ホイールベース│2,575mm
エンジン│1.2リッター直列4気筒SOHCターボ（トレンドライン）、1.4リッター直列4気筒DOHCターボ（コンフォートライン）
最高出力│77kW（105ps）/5,000rpm（トレンドライン）、90kW（122ps）/5,000rpm（コンフォートライン）
最大トルク│175Nm（17.8kgm）/1,500-4,100rpm（トレンドライン）、200Nm（20.4kgm）/1,500-4,000rpm（コンフォートライン）
トランスミッション│7段DSG
駆動方式│FF
ステアリング│右
10・15モード燃費│17.4km/ℓ（トレンドライン）、16.4km/ℓ（コンフォートライン）
価格│263万円（トレンドライン）、289万円（コンフォートライン）