FIAT 500 GUACAMOLE|フィアット 500 ワカモレ
FIAT 500 GUACAMOLE|フィアット 500 ワカモレ
新登場のカラーはフレッシュなアボカドグリーン
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、「500 GUACAMOLE」(500 ワカモレ)を発表し、全国のフィアット正規ディーラーをつうじて販売する。
文=小池りょう子
作りたてのアボカドソースの色
大胆でポップなボディカラーや、「Gucci」とのコラボレーションモデルを発売するなど、あたらしい感覚を提案しつづける「FIAT 500」。今回発表された限定特別車は、内外装のカラーを「ワカモレグリーン」でペイントした「500 GUACAMOLE」。「ワカモレ」とは、メキシコ料理で使われる、アボカドをベースにしたサルサソースのこと。その名のとおり、作りたてのアボカドソースのようなカラーが特徴の一台だ。
インパネまわりはこのグリーンとホワイトのツートンカラーで仕上げられている。「500 1.2 POP」がベースとなり、クローム仕上げパーツが標準装備。エコフレンドリーなモデルでもあり、燃料消費率は10・15モードで19.2km/ℓを実現している。販売数は限定150台。価格は199万円。
また、全国のディーラーでは発売イベント「BUON APPETITO! FIAT FESTA(ボナペティート!フィアットフェスタ)」を8月6日、7日の2日間で開催する。
FIAT 500 GUACAMOLE|フィアット 500 ワカモレ
ボディサイズ|全長3,545×全幅1,625×全高1,515mm
ホイールベース|2,300mm
車輛重量|990kg
エンジン|1.2リッター直列4気筒 SOHC8バルブ
最高出力|51kW(69ps)/5,500rpm
最大トルク|102Nm(10.4kgm)/3,000rpm
10・15モード燃費|19.2km/ℓ
CO2排出量|121g/km
価格|199万円
BRAND HISTORY
1899年創業のフィアットは、当初f.i.a.t.。「トリノの自動車製造会社」の頭文字からなっていた。1907年に現在までつづくFIATと社名を改称する。
フィアットの事業の中心は大衆車である。1930年代に507バリラ、それにつづく、500(チンクェチェント)トポリーノを発表する。“ハツカネズミ”という車名をあたえられたこのスモールカーは、ハリウッド映画『ローマの休日』(1953年公開)でも活躍した。
イタリアの他ブランドの買収がはじまったのは1960年代。1968年にアウトビアンキを傘下に置き、同年にフェラーリの株式を50パーセント獲得。翌69年にはランチアを子会社化した。のちにフェラーリを完全買収。1986年にはアルファロメオを、1993年にはマセラティを買収した。2009年にはクライスラーの株式を35パーセント取得している。