Volkswagen│フォルクスワーゲン 販売台数409万台を記録
Volkswagen│フォルクスワーゲン
2011年上半期は過去最高の販売台数409万台を記録
フォルクスワーゲンは19日、2011年上半期のグループの販売台数が409万台、昨年同期比14.1パーセント増と過去最高を記録したことを発表した。
文=谷中朋未
中国などアジア、太平洋地域が成長の一翼担う
フォルクスワーゲングループには、高級モデルのアウディや、チェコに本社を置くシュコダ、スペインを本拠地にするセアトなどが名を連ねる。それらグループ全体で2011年1月から6月に世界で販売された車輛は409万台を数え、前年同期の358万台から14.1パーセント増加するという大躍進を遂げた。
販売好調の牽引役を担っているのが中国をふくむアジア、太平洋地域で、126万台(前年同期105万台、19.5パーセント増)を販売。なかでも中国は全販売台数の27パーセントを占める111万台(前年同期95万台、16.4パーセント増)を販売し、国別の販売ではトップの座につき、フォルクスワーゲンのシェア拡大に貢献した。今後経済成長が見込まれるインドにおいても5万5100台(前年同期1万7400台、217.2パーセント増)と、大幅な伸びを記録。力強い成長を印象づけた。
一方、中国とおなじく、フォルクスワーゲンの大きなマーケットであるヨーロッパでは、各ブランド合計で190万台(前年同期174万台、9.3パーセント増)という好結果に。とくに中央ヨーロッパや東ヨーロッパでは25万3700台(前年同期19万6800台、28.9パーセント増)をセールスし、大きな成長をみせた。本国ドイツにおいては前年同期9.3パーセント増となる58万600台を記録。また、ドイツをのぞく西ヨーロッパでは107万台(前年同期101万台、5.5パーセント増)が販売された。
北米では21.2パーセント増の31万9100台、南米では10.9パーセント増の45万5200台と、世界全体で販売台数を伸ばした。
フォルクスワーゲンのグループ営業担当のクリスティアン・クリングラー取締役は「この業績は私たちのモデルラインナップの強さを示した結果」とし、「下半期の成功は自動的にやってくるものではなく、販売台数を高レベルで維持するためにはたくさんの努力を継続しなければならない」とコメントしている。
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