パイオニア カロッツェリア エアーナビ|Pioneer carrozzeria airnavi
Pioneer carrozzeria airnavi|パイオニア カロッツェリア エアーナビ
PND3機種を発表
パイオニアは、持ち運びができるPND(パーソナルナビゲーションデバイス)「カロッツェリア エアーナビ」3機種を発売した。
文=谷中朋美
あらたに7インチモデルも登場
今回発売されたのは、5.8V型の「AVIC_T77」、4.8V型の「AVIC_T55」、そしてあらたに投入された7V型の「AVIC_T99」の3機種。
最大の特徴は、毎月の地図の更新が2014年3月まで無料でおこなえるという、PNDで唯一のマップチャージ機能。更新は、microSDカードを使い、パソコンからのインターネットをつうじて簡単に自動取得できる。通信契約をすればナビ本体からの更新も可能だ。
カロッツェリア エアーナビは、独自の地図データフォーマット「L-format」を採用。従来のHDDナビゲーションに用いられていた地図データを5分の1に圧縮することで、10メートルスケールの詳細市街地地図などでもHDDとほぼ同等の情報量を表示することに成功した。さらに、ワイドVGAモニターを採用することで、地図画面やメニュー画面を高精細に表示。走行の目印となる有名な建物や施設の「ビジュアルランドマーク」を表示することで、わかりやすく見やすいインターフェースになっている。
1秒間に5回位置を測定する「5Hz測位」を搭載
渋滞情報では、VICS(Vehicle Information and Communication System 渋滞、交通規制などの道路交通情報をリアルタイムに送信。カーナビなどに文字、図形で表示するシステム)・FM多重情報にくわえ、大型連休や季節、曜日など30パターンにもおよぶ、過去33万キロメートルもの渋滞情報を分析したデータを収録。実際の道路事情に即したルートや目的地までの正確な時間を通信契約せずに表示することができる。さらに、通信契約をすればカロッツェリアのユーザー同士で渋滞情報を共有する「スマートループ渋滞情報」にも対応。多様な渋滞情報を得ることでより最適なルートを探すことを可能にした。
さらに、GPSでの自車位置情報の精度も向上。1秒間に5回位置を測定する「5Hz測位」をはじめとする位置確認のソフトウェアに新開発のアルゴリズムを搭載することで、トンネル内や立体交差、立体駐車場、山道などでの精度を上げることを実現している。
すべてのモデルでワンセグ試聴ができ、MP3やWMA、AAC,WAV、MP4、AVIの多彩なフォーマットに対応。動画や音楽の再生も可能だ。バックライトにはLEDが採用されている。
価格はオープン価格となっている。
パイオニア カロッツェリア エアーナビ│Pioneer Carrozzeria Air navi
サイズ│AVIC_T77(4.8V型ワイドVGA):H95.1×W154.2×D25.8mm
AVIC_T55(5.8V型ワイドVGA):H99×W178×D35.8mm
AVIC_T99(7V型ワイドVGA):H105.6×W196.5×D22mm
画素数│115万2000画素
バックライト│LED
放送方式│ワンセグ