FIAT 500 by Gucci|フィアット 500 バイ グッチ 先行予約受付開始!
FIAT 500 by Gucci|フィアット 500 バイ グッチ
待望のコラボレーションの先行予約を開始
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは6月30日(木)までフィアットとグッチがコラボレーションによって誕生した「500 by Gucci」の先行予約を日本先行発売予約サイトで受けつけている。
文=谷中朋美
価格はいずれも300万円以下を予定
イタリアを代表するふたつのブランドがタッグを組み、イタリア統一150年とグッチ創設90周年を記念して制作された「500 by Gucci」。フィアットのチェントロ・スティーレ(デザインセンター)とグッチのクリエイティブ・ディレクター フリーダ・ジャンニーニがパートナーシップを組んでデザインしたスペシャルエディションだ。
ボディにめぐらせたグッチのシグネチャー、グリーン・レッド・グリーンのウェブが目を引く「500 by Gucci」は、フィアットの「500」とカブリオレ「500C」をベースに、カラーは、ネオクラシックな印象のブラックとホワイトの2色を用意。ブラックは光沢のあるクロムをディテールに用いており、インテリアはシャープなコントラストを生み出すブラックとホワイトできりっとさせた。対照的にホワイトは、インテリアもアイボリーとブラックでまとめ、ソフトで洗練された雰囲気に仕上がっている。
ディテールにも注目したい。195/45R 16サイズのタイヤをまとったホイールのセンターキャップにはボディと同色のインターロッキングGのマーク、テールゲートとBピラーにはグッチのスクリプトロゴがあしらわれている。インテリアに目を移すと、シートやギアシフトレバー、キーカバー、カーペット、シートベルトにいたるまでグリーン・レッド・グリーンのウェブがもちいられ、心憎いほどにグッチらしさが際立っている。
「500 by Gucci」の日本仕様モデルの正式発表は7月上旬を予定しているが、日本先行販売予約サイトで予約をしたひとには、今年秋以降に優先的に納車されるほか、7月以降に開催予定のさまざまなイベントにも招待されるという。
価格は「500 by Gucci」と「500C by Gucci」ともに300万円以下となる見込みだ。
FIAT 500 by Gucci日本先行発売予約サイト
http://www.fiat-auto.co.jp/500bygucci/index.php
CIAO FIAT
0120-404-05
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BRAND HISTORY
1899年創業のフィアットは、当初f.i.a.t.。「トリノの自動車製造会社」の頭文字からなっていた。1907年に現在までつづくFIATと社名を改称する。
フィアットの事業の中心は大衆車である。1930年代に507バリラ、それにつづく、500(チンクェチェント)トポリーノを発表する。“ハツカネズミ”という車名をあたえられたこのスモールカーは、ハリウッド映画『ローマの休日』(1953年公開)でも活躍した。
イタリアの他ブランドの買収がはじまったのは1960年代。1968年にアウトビアンキを傘下に置き、同年にフェラーリの株式を50パーセント獲得。翌69年にはランチアを子会社化した。のちにフェラーリを完全買収。1986年にはアルファロメオを、1993年にはマセラティを買収した。2009年にはクライスラーの株式を35パーセント取得している。