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2015年4月2日
Lancia Stratos|伝説のスーパーカーが復活
Lancia Stratos|ランチア ストラトス
伝説のスーパーカーが復活
1970年代のWRC(世界ラリー選手権)で活躍し、伝説の名車として現在も人気のランチア・ストラトス。そのストラトスが現代にワンオフモデルとして蘇った。
文=ジラフ
ベースはフェラーリ430スクーデリア
現代のストラトスは、自らもラリー等のモータースポーツに参戦するほどのモータースポーツファンであり、ドイツ大手部品メーカー、Brose社のオーナー兼CEOでもある、Michale Stoschek氏によってオーダーされた。
デザインは、サーブのデザインディレクターであるJason Castriota氏の手になるもので、組み立ては、ピニンファリーナが担当するという。
エンジンやシャシーは、フェラーリの「F430 スクーデリア」をベースとし、ミッドシップに搭載される4.3リッターV型8気筒は最高出力510psを発揮。レッドゾーンは9000rpmに設定され、最高速は360km/hにも達するという。
ボディの素材には、カーボンファイバーが採用され、前後重量配分は、50:50という理想的な数値を実現。オリジナルのストラトスを上まわる、卓越した走りを予感させる数値が公表されている。
新旧のストラトスが並ぶ写真からは、ディテールについては、かなり忠実に再現されていることが見てとれる。
復刻版については、25台程度を少量生産するとの情報もあるが、現在のところ正式なアナウンスは得られていない。