現代版ハチロク「トヨタ 86」の発売が決定!|TOYOTA
CAR / MOTOR SHOW
2015年4月20日

現代版ハチロク「トヨタ 86」の発売が決定!|TOYOTA

TOYOTA 86|トヨタ 86

第42回東京モーターショー2011

現代版「ハチロク」、来春の発売が決定!

トヨタは、11月27日、富士スピードウェイにて「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2011」を開催。これまで「FT-86」という名称でスバルと共同開発をおこなってきたコンセプトモデルの車名を「86」とし、来春に販売開始することを発表した。同車は、第42回東京モーターショーに出展される。

Text by OPENERS

コンセプトは「直感ハンドリングFR」

2009年に開催された第41回東京モーターショーに出展され、大きな反響を巻き起こした「FT-86 concept」はその名のとおり、1980年代の若者を熱狂させた名車 AE86(カローラ・レビンおよびスプリンター・トレノ) 、いわゆる「ハチロク」を現代の技術でよみがえらせようというもの。

トヨタとスバルは、ドライバーの感覚ひとつでいかようにも取りまわせる“手の内感”やクルマを操る楽しさを感じることができる「直感ハンドリングFR」をコンセプトとし、「クルマの夢や楽しさをお客様に提供したい」という思いのもと同車を共同開発してきた。そしてこのたび、その市販モデルがお披露目された。

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スバル製2リッター水平対向4気筒+D-4S新開発エンジン

ディメンションにかんしては、ボディサイズ全長4,240×全幅1,775×全高1,300mm、ホイールベース2,570mmと、コンパクトかつ軽量なFRプラットフォームを採用。トヨタいわく「量産4人乗りスポーツカーとしては世界最小サイズ」としている。

パワートレインは、スバル製の2リッター水平対向4気筒エンジンをベースに、トヨタの最新直噴技術「D-4S」を採用したエンジンを、フロントミッドシップに配置することによって、超低重心、低慣性化を追求。またトヨタの市販車においては、もっとも低いヒップポイントをもつという。

このD-4Sは、直噴とポート噴射を使いわけるツインインジェクターを用いた技術で、高圧縮比12.5を記録。幅広い回転域で高出力、大トルクを引き出すとともに、高い環境性能も両立させたとしている。最高出力は200ps/7,000rpm、最大トルクは205Nm/6,600rpmと、ともに高回転域において十分なパフォーマンスを発揮する。ちなみに、トランスミッションには6段MT、ATが用意される。

機能的でありながら美しさもあわせもつデザイン

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内外装のデザインテーマは「NEO FUNCTIONALISM」。低重心パッケージと空力性能を基本に、操る楽しさがそのルックスからも伝わってくるような、エモーショナルなエクステリアが特徴である。“獲物を捕らえるような眼差し”を表現した「キーンルック」と呼ばれるヘッドランプをもつ精悍な顔だち、トヨタスポーツカーのヘリティッジをモチーフとして、現代的にアレンジしたサイドウィンドウグラフィックやリヤフェンダーを採用したというサイドビュー、そしてリアフェイスは、ワイドで安定感のあるスタンスと軽快感を追求したという。

インテリアには、トヨタ最小径365mmの真円ステアリングを採用。フロントシートは、スポーツ走行による前後左右G(重力加速度)に耐えられるよう、からだを面で支えるシートバックおよびクッション断面を追求し、かつシフト操作性に考慮し肘部が当たりにくい形状になっている。

また、後席を倒すことでラゲッジスペースを拡大させることが可能で、スポーツ走行用のタイヤ4本、もしくはゴルフバッグを2本まで収納できるとしている。

同車は、今回の東京モーターショーに出展され、発売は2012年春を予定している。

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TOYOTA 86|トヨタ 86
ボディサイズ|全長4,240×全幅1,775×全高1,300mm
ホイールベース|2,570mm
エンジン|2リッター水平対向4気筒
最高出力|200ps/7,000rpm
最大トルク|205Nm/6,600rpm
トランスミッション|6段MT、AT

           
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