注目のクリエイターがキャデラックとともに過ごす一日──エスカレード × 田中知之 & 前田陽一郎編|Cadillac
CAR / FEATURES
2022年2月28日

注目のクリエイターがキャデラックとともに過ごす一日──エスカレード × 田中知之 & 前田陽一郎編|Cadillac

エスカレードに合うファッション

晴れ渡った東京湾を眺めながら、二人とも会話のテンポを弾ませて、自然と語り口に熱が入る。田中さんが感じ入ったように述べた。
「やはり、キャデラック エスカレードって“全身これエンターテイメント”という感じですね。さっき話したAKGのオーディオシステムや湾曲した大きなディスプレイから、リアシートのメモリー機能のような細かいところまで、乗員にすばらしい時間を提供しようという仕掛けが、ハリウッド映画の演出のように緻密。でも、大排気量のV8エンジンや開口部が巨大なガラスサンルーフのように、楽しませ方は豪快。そこがアメリカのショービズっぽい感覚で、すごく気持ちいい」(田中)
「音楽やファッションをはじめ、アメリカのカルチャーに空気のように慣れ親しんできた世代からみると、昨今のキャデラックは欧州車的なコードを踏まえつつ、アメリカンな高級感をグローバルな方向に進化させていますね。そのエンターテイメント性、独特の愉悦というべきものが、新しいエスカレードには確かに備わっていて、この歳になってようやく理解できた気がします」(前田)
高速道路を降りて、下道でスムーズなクルーズを楽しむと、いつしかエスカレードは浦賀水道を望む砂浜に出た。クルマから降りた田中さんが、前田さんにこう水を向けた。
アメリカンSUVならではの大きなV8エンジンに思わず笑みがこぼれる
「エスカレードに合わせて服を選ぶの、難しいけど面白くなかった?」(田中)
「分かります。さっきの話の続きかもしれないけれど、フルサイズのアメリカンSUVでありながら、何かこう、ベタなアメカジだと残念な気にさせる何かがあります(苦笑)」(前田)
「そうそう、エスカレードにはいい意味でのスノッブな感じがあるから、軍モノとか黒づくめの装いはあり得ないと思った」(田中)
かつて、ファッション誌の編集も手掛けていた田中さんがそう打ち明けると、前田さんが笑いながら応じた。
「どうヒネったらいいか悩んで、結果的にアメリカ製のアイテムは靴、ナイキのエアフォースだけになっちゃいました(笑)」(前田)
「あ、僕も足元だけ白いバンズで、クリース(折り目)が入っている20年代のフランスのツイードパンツと、40年代のバーバリーのトレンチコートを合わせてみた。どちらもビンテージだけどリラックス感があるから、今日のエスカレードにもマッチするかなと。バンズはセルジュ・ゲンズブールの白レペットを意識しています」
「さすがですね。僕もエスカレードにはダボっとしたサイズ感や、ミニマル過ぎるファッションは違う気がして。時代感があるようでない装いにしたかったんです。結果、あえてドメスティックブランドになりました。パンツは初期のノンネイティブ、トップスのスウェットは最近のジュン・ハシモトです。アウターは少しアウトフィットで、トゥモローランドのピーコートにしました。これも20年前ぐらいのものです」(前田)
ファッション談義に花が咲く
「リーバイスの1stの色が濃いデニムジャケットとかも考えました。新しいキャデラックのフラッグシップSUVに何を着て乗ろうか? って、考えだすと止まらないほど楽しいね」(田中)
いい大人のクリエイター二人を、ワイワイさせるほどエンターテインしてしまう魅力が、キャデラック エスカレードには備わっているのだった。

Spec

Cadillac Escalade Sport|キャデラック エスカレード スポーツ

  • ボディサイズ|全長5,400×全幅2,065×全高1,930mm
  • 車両重量|2,740kg
  • エンジン|6,156cc V型8気筒OHV
  • 最高出力|306kW(416ps)/5,800rpm
  • 最大トルク|624Nm(63.6kgm)/ 4,000rpm
  • トランスミッション|10段AT
  • 駆動方式|4WD
  • 定員|7人
  • 価格|1,595万円
問い合わせ先

GMジャパン・カスタマー・センター
Tel.0120-711-276(9:00-18:00、年中無休)
https://www.cadillacjapan.com/suvs/escalade?off={esc_magazine_opener}

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