ブリヂストン レグノGR-XTで出掛ける箱根ワンデイトリップ|BRIDGESTONE REGNO GR-XT
BRIDGESTONE REGNO GR-XT|ブリヂストン レグノGR-XT
CHAPTER 1|TANIJIRI Makoto × SHIMIZU Kumiko
その上質な走りは、優雅な時間を思いのままに
ブリヂストンのプレミアムタイヤ「レグノGR-XT」を装着し、東京から箱根まで片道およそ100km、大人のワンデイトリップに出掛ける。ステアリングを握るのは、建築家の谷尻誠氏と、クルマ好きの実業家で知られる清水久美子氏のふたり。一路、芦ノ湖スカイラインを目指し、優雅な箱根ふたり旅がはじまる。
Text by KUSHIMA Tastuya
Photographs by ABE Masaya
思いのままにワンデイトリップ
物の本によれば、「春」という言葉は、「万物が発(は)る」「木の芽が張(は)る」「天候が晴(は)る」といった意味合いを持つそうだ。この時期になるとそれまでピンと張っていた冬の冷たい空気がほんのり優しくなる。2月4日頃を立春というが、感覚的にはまだまだ遠い。3月下旬の春分の日を前にして、ようやくそれを実感する。
そんな季節だけに、この時期になると人間も動物なのだなと、あらためて気づく。誰もが行動的になるからだ。冬眠とはいわないが、それまで極力外出を控えていたのが、積極的に旅の計画を立てたりする。もちろん年齢、性別を問わずに。春が“旅立ちの季節”なんていわれるのもわかる。忙しい日々から、“ふと、開放されたい”なんて気にもなるものだ。
朝日のぼる東京の街を背に旅に出掛けたのは、建築家の谷尻誠氏と、いろいろなクルマを乗りこなす実業家で知られる清水久美子氏のふたり。互いのお気に入りの場所へと案内する、優雅なワンデイトリップのはじまりだ。
ラグジュアリーサルーンの足元にはブリヂストン「レグノGR-XT」が備わる。誕生から30年あまり、プレミアムタイヤの王道を歩んできた逸品である。さて、いったいどんな旅になるのか……。
BRIDGESTONE REGNO GR-XT|ブリヂストン レグノGR-XT
CHAPTER 1|TANIJIRI Makoto × SHIMIZU Kumiko
その上質な走りは、優雅な時間を思いのままに(2)
高速道もワインディングも卓越した静粛性能
まだ誰もいない芦ノ湖スカイラインに着いたのは、朝8時前。クルマ好きのふたりは交互にステアリングを握りながら、箱根のワインディングロードを満喫する。誕生から30年あまり、プレミアムタイヤの王道を歩んできたブリヂストン「レグノGR-XT」の走りの真価はいかに。
谷尻 「清水さんはクルマ通で有名ですよね」
清水 「もう大好きなんです。レースにも出たことあるし、毎日のように乗っています(笑)」
谷尻 「すごいですね。そんな清水さんに聞きたいのですが、タイヤへのこだわりはあるんですか?」
清水「もちろんありますよ。タイヤによって、クルマのパフォーマンスは大きく変化します。おなじクルマでもタイヤを変えるだけで乗り味が違うなんて、面白いですよね。それはコーナーを曲がる時に感じるグリップ力や、濡れた路面の走行中によく分かります。F1でも晴れと雨でタイヤを変えるように、レースでもタイヤの選択は重要な要素なんです。それ以外にも、乗り心地や、走行時の音もタイヤによってだいぶ違いますね」
谷尻 「実はボクもさっきからキャビンが静かなのに驚いていたんです。これはレグノの優れた静粛性のおかげだったんですね。ロードノイズといわれているゴォーッという音、あれがほとんど耳に入ってこない」
清水 「そうですね。クルマの高級感がさらに格上げされちゃいましたね。良いクルマには、良いタイヤを装着しないともったいないです」
谷尻 「室内空間が静かだと、会話ははずむし、音楽も楽しめますよね。旅の魅力は目的地に着くまでの時間をどう過ごすかということにもあるし、ロングドライブを楽しむ心の余裕が生まれるのはとても良いと思います。タイヤ選びも良い旅かどうかを決める重要な要素ですね」
BRIDGESTONE REGNO GR-XT|ブリヂストン レグノGR-XT
CHAPTER 1|TANIJIRI Makoto × SHIMIZU Kumiko
その上質な走りは、優雅な時間を思いのままに(3)
箱根の建築、食、自然を愉しむ
芦ノ湖スカイラインでドライビングインプレッションを楽しんだふたり。共通の趣味が彼らの気分を盛り上げた。
そしてまずは第一の目的地、「ザ・プリンス箱根」に到着。
谷尻 「ここは1978年に建てられた日本の建築史に残る建物のひとつで、小泉元首相が夏休みを過ごすことでも知られてますよね。なかでもオススメのスポットは、芦ノ湖湖畔から眺めることができるこの円形の宿泊棟ですね。昭和を代表する日本建築界の巨匠、村野藤吾さんの作品で、文化勲章、日本芸術院賞などを多数受賞しているうえ、その作品が重要文化財にも指定されるほどの人物なんですよ」
清水 「そうでしたか、知りませんでした。素敵な建物ですね。湖畔にマッチして。今度ゆっくり泊まりにきたいです。美しい景色の中で歴史ある建造物をゆっくり散歩しながら楽しむのも、素敵な休日の過ごし方のひとつですね」
谷尻 「ちなみに、いま僕たちが座っているこの赤いチェア。“スワンチェア”と名付けられたこの椅子も、実は村野藤吾さんがデザインされた作品なんです。現代の建築にはない、曲線を多用した有機的なラインが、この建物の中には数多く潜んでいます」
さて、次ぎに訪れたのは、「星野リゾート 界 箱根」。昨年末にオープンしたばかりの箱根の隠れ家ともいえる宿だ。
清水 「ここ知ってました? 星野リゾートが全国各地で手掛ける温泉をテーマにした大人の旅館なんです。この瀟洒な佇まい素敵だと思いません? 全室リバービューというロケーションもすばらしいのでぜひお連れしたかったんです」
谷尻 「実はボクもここは興味あったんです。その土地ならではの文化に親しみ、温泉旅館の原点を再発見する。あたらしさの中にも、日本人が大切に守ってきた上質なおもてなしというスタイルが、僕らのような世代にもちょうど合っているような気がします。
建築のデザインは、機能的であってはじめて成立するもの。機能的に優れたものはそこに自ずと美しさが生じる。デザインだけを重視してはダメで、機能的かどうかを考えるのも重要。そういう意味ではタイヤとも共通している部分があるかもしれません。タイヤのパターンは機能を追求した結果、美しいデザインになっている。優雅さみたいなものを感じさせますね」
満腹になったふたりは、最後にもう一軒訪れる。それは清水氏が箱根で一番癒されるという宿、「対星館」。宮ノ下渓谷、堂ヶ島温泉にあり創業およそ100年におよぶ老舗だ。宿専用の渓谷電車に5分ほど乗って玄関へ向かう。
谷尻 「これはすごい! ケーブルカーに乗らないと着かないんですね」
清水 「そうなんです。特別さがあっていいと思いませんか。庭園やお部屋もぜひ見ていただきたいんです。古き良き日本があるというか。とても和むんです……」
谷尻 「なるほど、それは興味深いですね」
清水 「シーンとした箱根の緑に包まれるこの空間。私がいま一番箱根でお気に入りのスポットなんです。都会の高層ビルからの眺めも良いですが、それでも自然の癒しは格別です。少しクルマを走らせて、プレミムなワンデイトリップに出掛けるのは、私のおすすめの休日の過ごし方です」
BRIDGESTONE REGNO GR-XT|ブリヂストン レグノGR-XT
CHAPTER 1|TANIJIRI Makoto × SHIMIZU Kumiko
その上質な走りは、優雅な時間を思いのままに(4)
ロングドライブでも疲れない快適な乗り心地
東京からおよそ90分のリゾート地、箱根。今回はワンデイトリップではあったが、ふたりがそれぞれの視点で興味あるものをお互い紹介し合った。対星館を出たあとも、話が止まらなかったのは言わずもがな、だ。
もちろん、ふたりの共通の趣味であるドライビングも同じ。交互にステアリングを握って、街中を、高速道を、そして箱根のワインディングを楽しんだ。スポーティーな走りの時でも、そこはあくまでコンフォートな乗り味。特に今回の旅ではレグノGR-XTの静粛性が際立っていた。このタイヤは高級車をさらに格上げする静けさを提供してくれる。丸一日のロングドライブでも疲れることなく、快適な走りを実感できた。
それはレグノ開発陣と東京大学生産技術研究所・応用音響工学研究室との共同研究の賜物ともいえる。トレッド面やサイドウォールに特殊技術を投入するだけでなく、ノイズ吸収シートを搭載するレグノGR-XT。そこで生まれたサイレント・テクノロジーが、ロードノイズの低減と路面変化に伴う音の変化を抑え込んでいるのだ。
それだけではない。レグノGR-XTは転がり抵抗を低減することで低燃費にも役立っている。ナノプロテックを採用したコンパウンドで高いウェット性能とともに、燃費の良さを手に入れた。
そして忘れてはらないのが、このタイヤの運動性能の高さ。左右非対称形状としたことで高い次元のコーナリング性能も備えている。最近の高級サルーンはどれも高いパフォーマンスを持っているだけにこの部分も重要だ。思いたった時、行きたい場所へ。箱根のワンデイトリップ、レグノGR-XTはそんな期待にもしっかり応えてくれた。
INFORMATION
ブリヂストンお客様相談室
0120-39-2936
レグノ スペシャルサイトはこちら
http://www.bridgestone.co.jp/sc/regno/
谷尻誠|TANIJIRI Makoto
1974年広島県生まれ。2000年に建築設計事務所「suppose design office 」を設立。主な仕事にdesigntide08/09、ミラノサローネ東芝インスタレーションなど、これまで手がけた住宅は80を超える。主な受賞歴はTHE INTERNATIONAL ARCHITECTURE AWARD(chicago)、福岡県美しいまちづくり建築賞大賞、モダンリビング大賞など多数。 http://m-tanijiri.blog.openers.jp/
清水久美子|SHIMIZU Kumiko
GT-Rマニアを自称する実業家。かつて、3代目日産スカイラインGT-R、通称R32GT-Rをチューニングし、筑波サーキットをはじめとする草レースに参戦。その容姿からは想像もつかないドライビングテクニックを誇っている。R35「GT-R」、ベントレー「フライングスパー」と「フーガ450GT」を所有する無類のクルマ好き。 http://k-shimizu.blog.openers.jp/
今回訪れたスポット
ザ・プリンス箱根
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
Tel. 0460-83-1111
Fax. 0460-83-7616
http://www.princehotels.co.jp
界 箱根
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
Tel. 050-3786-0099
http://kai-hakone.jp
対星館
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下72
Tel. 0460-82-2281
Fax. 0460-82-5217
http://www.taiseikan.co.jp