認定中古車でアウディを手にするという選択|Audi
Audi Approved Automobile|アウディ アプルーブド オートモビル
認定中古車でアウディを手にするという選択肢
豊富なオプションを組み合わせ、自分だけの1台をつくる。それはアウディというプレミアムブランドのクルマを新車で買う、おおきなよろこびだ。だけれど、アウディの買い方はそれだけではない。アウディには認定中古車で買うという魅力的で、お買い得な入手方法がある── そんな話をきいてOPENERSは、おなじみ、パイドパイパー リバースプロジェクトを仕掛ける、亀石剣一郎氏とともに、日本最大級の規模で、世界的にも注目をあつめるアウディジャパン販売の認定中古車センター、Audi Approved Automobile有明におもむいた。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Photographs by ABE Masaya
亀石剣一郎の知られざる一面
「大量生産大量消費で、日本のファッションビジネスの母体はどんどん縮小しています。日本の技術が、生地が、ファッションが、世界に通用する、そんなあかるい未来の足がかりになるように、という運動として、再生可能なものであったり、オーガニックコットンであったり、落ち綿からつくられる洋服であったりを提案する。それが、パイドパイパー リバースプロジェクトの社会貢献的な意味ですかね──」
自身について語ってもらっているなかで、亀石剣一郎氏はそう語った。亀石剣一郎氏、将也氏、太夏匡氏の亀石三兄弟が1993年に生み出したPIEDPIPERは、いまやほとんど伝説的なセレクトショップだ。2011年10月から、このパイドパイパーが伊勢谷友介氏ひきいるREBIRTHPROJECTと組み、「PIEDPIPER REBIRTHPROJECT」として活動を再開していることは、もはやOPENERS読者には、説明不要だろうか。
しかし、そんな亀石剣一郎氏が、じつは大のクルマ好きである、ということは意外に知られていないのではないだろうか。
亀石氏は2001年から、ポルシェ ジャパンの主催するレース、カレラカップ ジャパンに3年間連続参戦し、2年目にはなんとシリーズチャンピオンを獲得している。現在もアマチュアレーサーとしてレース活動を継続。
さらに高校時代はバイクのレーサーを目指していたということで、「ハンドルを切って曲がるのではなく、荷重移動で曲がる。それはバイクもクルマもおなじ。それができないと速くは走れない」という発言も──まったくもって、走りの玄人なのだ。
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認定中古車でアウディを手にするという選択肢 (2)
Audi A8をテスト
そんな亀石氏に、今回はAudi Approved Automobile 有明がもつ認定中古車、「Audi A8」をテストしてもらった。3.0リッターV6エンジンをスーパーチャージャーで過給する2011年モデル、つまり最新の「A8」だ。乗り込むとすぐに、アウディのマルチメディアインターフェイス「MMI」に興味をしめす。なんでもショーなどでは、詳しい機能がわからず、ぜひ自分でさわってみたかったとのこと。
ほどなくして、操作方法をおぼえ、さっそくオーディオを起動。
「バング&オルフセンのツイーターがフロントにせり出してくるんですよね。音を聞いてみよう! バング&オルフセン、僕も大好きなんですよ。うちにもまだBeocenter 9500をもっていて、何回もオーバーホールして使っています。BeoSound 3000ももってますよ。バング&オルフセンは、やわらかい音がするからいいんです。高音がキンキンしなくて、品があって。このA8でも、クラシックとか聞いたらいいんじゃないかな?」
かくして、バング&オルフセンのカーオーディオを楽しみながら、店舗を出発して、A8で有明をドライブする。亀石氏の運転はなめらかで、無駄がない。途中、「ここのコーナーはきっとせめられますね」などと、レーシングカートの腕前では人後に落ちないカメラマン氏と、すっかりクルマの話題で盛り上がった。
短時間の試乗を終えて感想をたずねると、亀石氏はA8をこんな風に語る。
「シックでゴージャス。内装は質感がいいですね。最初からそうおもっていたけれど、ライバルとなるだろうクルマとくらべるとやっぱり若干スポーティだとおもいます。走りだけでなく、見た目もそうだし、シートの感じもそう。ドライビングが楽しめるようにつくられているんだな、とおもいます。後ろに乗っても、自分でハンドルを握っても良い、そういうクルマでしょうね」
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認定中古車でアウディを手にするという選択肢 (3)
アウディを認定中古車で買うというメリット
では、そんなA8を、いや、アウディのクルマを認定中古車で買うメリットとはなんだろう。有明の店舗に戻り、店長の木村薫氏にたずねてみた。
「信頼です。街なかでは認定中古車よりも安いクルマがあるかもしれない。それでも、安心して乗っていただけるのは認定中古車です。」
「たとえば、1年落ちのA8だったとしましょう。そうすると、新車の保証がまだ、2年弱のこっている。これに、認定中古車としての保証が1年つきますから、3年です。プラス、延長保証をおもとめいただければ、最長4年間の保証がうけられる。これは認定中古車のディーラーでなければ、ご提供できないものです。新車で延長保証をお求めいただいても4年ですが、中古でも、認定中古車の1年落ちであれば4年にできるのです。もちろんA8はライバルとくらべてもスペックが高いですし、12月末まで特別低金利キャンペーンを実施しており、A8の金利は1.99パーセントと大変お得です」
木村氏の語る信頼や安心は、多様な側面からささえられている。たとえば、どんなアウディでも認定中古車になれるわけではない。初年度登録から8年以内、走行距離9万km以内のクルマというのが額面上の規定で、実際にはこれに、店舗でのチェック、外部団体による検査がくわわり、様々な項目が評価される。そのうえで、晴れて合格となり、認定中古車になったクルマは、さらに購入するとなれば、購入希望者と店舗とで、最終仕上げについて細かく確認しあい、納車前点検、化粧直しという段階を踏んで、納車となる。
「我々も胸をはって、良いといえるクルマをご提案したいですから」
と木村氏はつづける。
「認定中古車の情報はインターネットでも公開していますから、問い合わせも非常に多いです。通信販売的に、一度もお客様がこちらにいらっしゃらない場合もあります。これも認定中古車ならではだとおもいますが、ご信頼いただいて、納車前点検、お化粧直しをして、ご納車にうかがいます。ただ、やはり、直接見ていただけないだけに、情報の伝達には細心の気配りをしております」
ちなみに、顧客は熱心なアウディファンだけでなく、最近は他ブランドからの乗り換えも多く、職業では会社のオーナーが多いという。セダンからアバントへ、クルマの性格をかえて楽しむひとや、平日は会社のクルマとして、週末は自ら運転を楽しむクルマとして選ぶひともいるとか。
「SモデルやRSモデルは扱いがないんですか?」
と、亀石氏。じつはA8試乗中も、よりスポーティな「S8」が気になって仕方がない様子だった。
「もちろん取り扱いがございます。ただしSやRSは台数がすくないので、インターネットにアップすると、やはり反応がはやいですね。また、そういったモデルになると、出所の明確な、認定中古車でないと安心できないという心理もあるでしょう。お客様も、認定中古車に対する期待度が大変高いので、納車前の仕上げにも細心の注意をはらいます」
ちなみに今回テストした2011年式Audi A8は、走行距離は1万4,000km。新車時の価格は1,154万円だったものが、車両本体価格で883万円となる。木村氏のいう、オススメの認定中古車の条件にあてはまるクルマだ。
「これを聞いてしまうと、1年未満の認定中古車が、絶対いいっておもっちゃいますね。古い感じはしないし、好みの色があれば、僕はこういうクルマのほうがいいな。」
そんな亀石氏の感想も納得である。
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