新型エンジン搭載のエリーゼS登場|Lotus
Lotus Elise S|ロータス エリーゼ S
新型エンジン搭載のエリーゼS登場
ロータスのライトウェイトスポーツ「エリーゼ」シリーズに、スーパーチャージャーを搭載したハイパフォーマンスモデル「エリーゼS」が登場した。
Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)
2ZR-FEエンジン+スーパーチャージャー!
新エンジンを搭載した「ロータス・エリーゼS」の日本での販売を開始した。
すでにラインナップされている「エリーゼ」や「エリーゼCR」の上位モデルに位置づけられ、従来モデルの「エリーゼSC」の後継モデルに相当する。
従来の「エリーゼSC」はトヨタ製の1.8リッター直列4気筒エンジンの2ZZ-GEにイートン製のスーパーチャージャーを組み合わせていたが、新型「エリーゼS」はベースのエンジンが、おなじ1.8リッター直列4気筒ながら環境性能に優れる2ZR-FEに変更され、これにイートン製のスーパーチャージャーを組み合わせている。
最高出力は220psと変化はないが、最大トルクは従来より40Nm高い250Nmを発生する。パフォーマンスが向上しながらベースエンジンが2ZR-FEになったことで、燃料消費量は従来の8.5ℓ/100kmから7.5ℓ/100kmへと向上。また、CO2排出量も199g/kmから175g/kmへと削減されている。
また、シフトノブ前方にスポーツモードを選択できるボタンがついており、DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネージメント)により、さらにエリーゼSの性能を引き出して走ることができるという。
【ロータス・エリーゼS】
ボディサイズ|全長3,800mm×全幅1,720mm×全高1,130mm
ホイールベース|2,300mm
トレッド 前/後|1,455mm/1,505mm
最低地上高|140mm
車両重量|924kg
エンジン型式|2ZR-FE 直列4気筒 Dual VVT-i スーパーチャージャー
排気量|1798cc
最高出力|162kw(220ps)/6800rpm
最大トルク|250Nm(25.4kgm)/4600rpm
最高速度|234km/h
トランスミッション|6段MT
燃料消費量|7.5ℓ/100km
CO2排出量|175g/km
価格|610万円