Audi Audi R8 5.2 FSI quattro|アウディR8待望のV型10気筒5.2FSIエンジン搭載モデル
Audi R8 5.2 FSI quattro|アウディ R8 5.2 FSIクワトロ
アウディR8待望のV型10気筒5.2FSIエンジン搭載モデル
アウディ ジャパンは、今年1月に開催されたデトロイトショーにおいてデビューした2シーターミッドシッププレミアムスポーツカー「アウディR8」に、待望のV型10気筒5.2FSIエンジン搭載モデル「アウディ R8 5.2 FSIクワトロ」を追加し、全国9カ所の『アウディR8ディーラー』を通じて予約受付を開始した。
「R8」最上位に位置するプレミアムスポーツカー
かつて、ルマン24時間耐久レースで5勝を挙げ、世界各国で行われた耐久レースにおいて62戦勝を飾ったレーシングカーの遺伝子を受け継ぐ「アウディR8」。今回 、モデルラインナップの最上位に位置する「アウディR8 5.2 FSIクワトロ」が導入となった。
「アウディR8 5.2 FSIクワトロ」に搭載されるのは、ドライサンプ方式採用の高回転型FSIガソリン直噴V型10気筒5.2リッターエンジン。最高回転数は、レーシングエンジンと同等の8,700rpmだ。このV10 5.2リッターエンジンは、最高出力386kW(525ps)、最大トルク530Nm / 6,500rpmを発生。0 –100 km / h加速は3.9秒、最高速度は316 km / hにも達する、傑出した動力性能を発揮するという。
卓越した走行性能と使い勝手が高次元で融合
デザインや装備においても、V8エンジンモデルとの差別化が図られている。新たにクローム処理が施されたフロントシングルフレームグリル、パワーアップしたエンジンに対応するために大型化されたフロントエアインテーク、専用10スポーク Yデザイン19インチアルミホイールなど、スタイリングもよりアグレッシブに進化。さらに、インテリアにはファインナッパレザーの本革仕様スポーツシートや専用インストゥルメントクラスターを標準装備し、高級感とスポーティさを高めた。
ミッドシップレイアウト、クワトロ(フルタイム4WDシステム)など、アウディ独自の技術を詰め込んだ「アウディR8 5.2 FSIクワトロ」。卓越した走行性能と日常における使い勝手という、相反する要素が高い次元で融合した期待のニューモデルが誕生した。
価格|1994万円
※現在予約受付中。発売(登録・配車)は7月下旬の予定。
アウディコミュニケーションセンター 0120-598-106
BRAND HISTORY
Audi(アウディ)のエンブレムは“フォーリングス”。その輪ひとつひとつが自動車メーカーのアウディ、DKW(デーカーヴェー)、ホルヒ、ヴァンダラーを表しているのはご存じだろう。いずれもザクセン州に本拠を置き、20世紀のはじめ、ドイツの自動車産業を牽引したブランドである。しかし、第一次世界大戦後に起きた世界恐慌の煽りをくらった4社は、生き残りをかけて、1932年にアウトウニオンを結成。DKWがモーターサイクルと小型車、ヴァンダラーが中型車、アウディが高級中型車、そして、ホルヒがラグジュアリーカーに特化する戦略をとることになった。
しかし、第二次世界大戦の敗戦により旧東ドイツのザクセンはロシアの占領下となり、アウトウニオンは消滅。これを見越して、旧西ドイツのバイエルン州インゴルシュタットに新生アウトウニオンが設立される。BMWやメルセデス・ベンツとちがい、工場のない状況からの苦しいスタートをしいられたアウトウニオンであったが、DKWデリバリーバンなどの生産により徐々に体力をつけていった。
1964年末にフォルクスワーゲン傘下に収まったアウトウニオンは、ほどなくしてアウディの名を冠した新型車を世に送り出す。そして1969年には、ネッカースウルムに本拠を置くNSU(“ヴァンケルエンジン”の開発で知られる)を合併し、アウディNSUアウトウニオンとなり、1985年からはアウディとして現在にいたる。クワトロをはじめとするテクノロジーと、モータースポーツ活動に裏付けられたダイナミック性能、エレガントなデザイン、そして、質感の高い仕上がりが、アウディの人気を牽引している。