LEXUS|コンバーティブルのインテリジェントスポーツ IS 250C
LEXUS IS 250C|レクサス IS 250C
コンバーティブルのインテリジェントスポーツ
レクサスは、“インテリジェントスポーツ”を謳うISシリーズに、コンバーティブルモデルのIS 250Cを新設定し、5月7日より発売した。
文=ジラフ
アルミ製の電動ルーフは20秒で開閉可能
レクサス IS 250Cは、電動で開閉可能なメタルトップを採用し、ルーフのオープン時、クローズ時、いずれにおいても美しいエクステリアを実現するとともに、オープンエア走行の楽しさを満喫できるコンバーティブルモデル。
ルーフは軽量なアルミ合金製ルーフとオール電動システムの採用により、20秒の短時間かつ静かな開閉が可能となっている。
レクサスのデザインフィロソフィーたる「L-finesse」に基づき、「2モードスタイル」をテーマとしてデザインされたエクステリアは、流麗なシルエットのオープンモードと、キャビンとボディの一体感あるスポーティなたたずまいのクローズモードを実現している。
インテリアカラーには5色を用意
オープンカーにおいては、ひと目にさらされるインテリアのデザインも、より重要な要素となる。レクサス IS 250Cでは、スポーティな前席とラグジュアリーな後席を、大胆で洗練された造形で一体化。また、インテリアカラーには5色を用意、3種類のツートーンカラーのシートや、オプション設定される3種類のシート&トリムのステッチカラー、そして3種類の本木目パネルのカラーが設定され、オーナーの趣味にあわせてインテリアをコーディネートすることができる。
実用面では、大人4人が快適に乗車できるキャビンスペースを確保。トランクは、コンパクトに折り畳める3分割式ルーフの採用により、オープン時でも9インチゴルフバックをひとつ収納できる。
オープンモデルではとくに気になるのが安全性だが、ボディ骨格の補強や床下への効果的なブレース配置により、コンバーティブルで世界トップレレベルの剛性と強度を実現。オープン走行時でも優れたハンドリングを得るとともに、高い衝突安全性を誇っている。また前席では、デュアルステージエアバッグ、ニーエアバッグはもとより、胸部にくわえ頭部までを保護する新開発の頭部・胸部対応SRSサイドエアバッグを標準で装備している。
価格は標準モデルが495万円、本革シートが与えられるなど装備の充実が図られた「version L」が535万円。
LEXUS IS 250C
ボディ|全長4635×全幅1795×全高1415mm
車両重量|1730kg
エンジン|2.5l V型6気筒
最高出力|158kW[215ps]/6400rpm
最大トルク|260Nm[26.5kgm]/3800rpm
トランスミッション|スーパーインテリジェント6速オートマティック
価格|495万円、535万円(version L)
レクサスインフォメーションデスク
0800-500-5577
http://lexus.jp
BRAND HISTORY
トヨタがアメリカ市場において高級車ブランドLEXUS(レクサス)を立ち上げたのは1989年のこと。トヨタが誇る高い技術力と優れた品質、そして極上の顧客サービスにより、アメリカやドイツの高級車とは一線を画す新しい価値を提供しようというのが狙いであった。
同年9月、「LS400」(日本名セルシオ)と「ES250」(同カムリ)がアメリカ市場に投入されると、翌1990年2月には早くもLS400がベストインポートカーを獲得している。その後もレクサスの評価は高まるばかりで、ラインナップの拡大とともに、高級車ブランドとしてのポジションを確実にしていった。
アメリカでの成功を受けて、2004年にはヨーロッパ進出を果たしたレクサスは、同年5月、日本での事業展開を発表。翌2005年8月には、母国での高級車ビジネスをスタートさせた。開業当初は、「GS」(トヨタブランドのアリストの後継車)、「SC」(同ソアラ)、「IS」(同アルテッツァの後継車)と、フラッグシップの「LS」を欠くラインナップだったが、2006年9月には待望の新型LS、そして、2007年5月にはそのハイブリッド版の「LS600h/LS600hL」を投入することで、ラグジュアリーサルーン購買層の期待に応えている。
一方、2007年10月にスポーツモデル「IS F」を発表、また、2008年5月に行われたニュルブルクリンク24時間レースに開発中のスポーツクーペ「LF-A」を投入するなど、スポーツイメージの獲得に力を入れており、さらなる人気拡大が期待される。