Mercedes-Benz E63 AMG|世界最高峰の走り、快適性、そして安全性
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2015年4月17日

Mercedes-Benz E63 AMG|世界最高峰の走り、快適性、そして安全性

Mercedes-Benz E63 AMG

世界最高峰の走り、快適性、そして安全性

世界最高峰の走り、快適性、そして安全性ダイムラーは、この1月に開催されたデトロイトショーで発表された、メルセデス・ベンツ新型EクラスのAMGバージョンを発表した。

文=ジラフ

ハイパフォーマンスと環境性能を高い次元で両立

この新型モデルは、AMGが独自に開発をおこなった6.3リッターV8エンジンを搭載。このことから、モデル名は現行モデルと同様の「E63 AMG」を継承する。

しかしそのパフォーマンスは確実に進化を果たし、最高出力では現行モデルから11psアップの525psを発生し、最大トルクも64.3kg-mを記録する。それでいながら、環境性能も改善させており、燃費で従来モデルから約12%向上。欧州の計測方法ではあるが、100km走行あたりの消費量は12.6リットル、リッター換算では約7.9km/ℓを達成するという。

発売は2009年8月以降

このパフォーマンスを誇るエンジンに組み合わされるトランスミッションは、現行モデルから継承される「AMGスピードシフト MCT-7」。このMCT-7の特徴は、ギアチェンジのタイムロスを減らすことで、加速フィールをよりダイレクトなものとすること。4つのモードから、走行シチュエーションにあったモードを選択することで、よりストレスのない、気持ちの良いドライブを楽しむことができる。

このほかにもAMGが誇る、最先端のエレクトロニクス技術をあますことなく搭載したこの最新のモデルは、間違いなく世界最高峰の走りを、快適に、そして安全に楽しむことができる。

発売時期は「2009年8月以降に世界の各市場に順次投入していく」とダイムラーはアナウンス。日本市場への導入が待たれる。

BRAND HISTORY
自動車の歴史をひもとくとき、その先駆者として辿りつくのがゴットリープ・ダイムラーとカーツ・ベンツというふたりのドイツ人だ。1885年から86年にかけて、このふたりがべつべつにガソリン自動車を生みだし、クルマ社会の礎を築いたことは、いまさら説明するまでもない。それぞれが興した自動車会社はライバルと目されていた時期もあったが、第一次世界大戦後の不況を乗り切るために手を結び、1926年に合併によってダイムラー・ベンツ社が設立されている。

製品に与えられるメルセデスの名は、ダイムラーの顧客であったエミール・イェリネックが、ドイツ国外での販売を引き受けるかわりに長女の名前をつけさせたのがはじまりで、1902年にはダイムラー社により商標登録されている。

こうして生まれた、メルセデス、そして、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)は、その後もセーフティパッセンジャーセル、エアバッグ、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、ナイトビューといった最新技術を積極的に導入するなど、自動車発展の牽引役としてつねに時代の先頭を走りつづけているのだ。

           
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