Mercedes-Benz R-Class|メルセデス・ベンツ Rクラスを大幅改良
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2015年3月30日

Mercedes-Benz R-Class|メルセデス・ベンツ Rクラスを大幅改良

Mercedes-Benz R350 4MATIC|メルセデス・ベンツ R350 4MATIC

メルセデス・ベンツがRクラスを大幅改良

メルセデス・ベンツ 日本は、クロスオーバーモデル、メルセデス・ベンツRクラスの内外装デザインと装備を一新し、11月4日より全国で発売開始した。

文=松尾 大写真=メルセデス・ベンツ 日本

精悍な面持ちの“R”

広い室内空間とステーションワゴンの機能性、フルタイム四輪駆動システム「4MATIC」によるすぐれた走破性を兼ね備えたクロスオーバーモデルとして2006年に日本市場にされたメルセデス・ベンツRクラス。このたび、発売4年にしてはじめて、大きくエクステリアデザインを変更し、オプション装備の充実、快適性の追求が図られた。

今回の一番大きな変更点は、シャープになった顔つきだろう。フロントを中心にデザインを大幅に変更、より水平にしたボンネットとフェンダーライン、新設計ヘッドライト、大型化したラジエーターグリル、クロームアンダーガードを備えたバンパーなどにより、ボディのワイド感を強調。力強くダイナミックな印象が増した。

Mercedes-Benz R350 4MATIC|メルセデス・ベンツ R350 4MATIC Photo02

Mercedes-Benz R350 4MATIC|メルセデス・ベンツ R350 4MATIC Photo03

装備面では、フロントにバイキセノンヘッドライトやLED ドライビングライトが、リアには、LEDと光ファイバーを利用したリアコンビネーションランプや、新形状のツインクロームエグゾーストエンドを一体化したアンダーバンパートリム、両サイドにディフレクターをあしらった新デザインのバンパーを採用し、スポーティなイメージを高めている。

エクステリアでは、そのほか、ドアミラーやホイールのデザインを一新。今回、あらたに設定した“スポーツスタイリングパッケージ”では、20インチ5ツインスポークアルミホイールとプライバシーガラス(後席左右・ラゲッジルーム)を採用している。

インテリアにおいては、素材とカラーコーディネートを見直し、質感の向上を図った。シートは「アスペン」ファブリックと肌触りが柔らかで通気性のある人工皮革「ARTICO」の組みあわせを標準設定。オプション設定(ラグジュアリーパッケージにふくまれる)の本革シートはデザインを一新。内装色については、明るいベースカラーにダッシュボードやステアリングホイール、ドアアームレストに暗色のコントラストカラーを組みあわせたツートーンカラー。ウッドトリムは、ウォールナットウッドにくわえ、ブラックポプラウッドをオプション(ラグジュアリーパッケージにふくまれる)とした。

メーターパネルについては指針の背景をホワイトとするとともに、立体効果により可読性を高めているという。

そのほかの装備面では、 ETC車載器を標準装備するとともに、スポーツスタイリングパッケージや盗難防止警報システムなどオプション装備も充実させた。環境面では、国土交通省の「平成17 年排出ガス基準75パーセント低減レベル」認定を取得している。

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Mercedes-Benz R350 4MATIC|メルセデス・ベンツ R350 4MATIC
ボディ|全長4,930×全幅1,920×全高1,660mm
ホイールベース|2,980mm
車両重量|2,240kg
エンジン|3.5リッター V型6気筒DOHC
最高出力|200kW(272ps)/6,000rpm
最大トルク|350Nm(35.7kgm)/2,400-5,000rpm
トランスミッション|7速オートマチック
10・15モード燃費|7.7km/ℓ
CO2排出量|271g/km
駆動方式|4WD
価格|789万円

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