Audi R8 Coupe|アウディ R8 クーペ 仕様、装備を変更
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2015年3月31日

Audi R8 Coupe|アウディ R8 クーペ 仕様、装備を変更

Audi R8 Coupe|アウディ R8 クーペ

アウディR8クーペの装備、仕様を変更

アウディ ジャパンは、フラッグシップスポーツカー「アウディR8クーペ」の装備、仕様を変更し、10月26日より全国9カ所のアウディ R8 取り扱い正規ディーラーで販売開始した。

文=松尾大写真=アウディ ジャパン

パワーアップと装備の充実

アウディR8は同社の市販車のラインナップ中、唯一のミッドシップレイアウトを採用。2006年にデビューし、2007年7月から日本でも販売されている。ルマン24時間をはじめ、耐久レースをつうじて培ったレーシングカーの遺伝子を受け継ぐモデルで、アウディの先進技術を駆使して開発された、全ラインナップの頂点に立つ、フラッグシップスポーツカーだ。ほとんど手作業で仕上げられ、X線によりミクロン単位の溶接までチェックされるボディにはおなじみのASF(アウディスペースフレーム)を採用。これまでのアルミ材にくわえ、マグネシウムを融合。より高い剛性と大幅な軽量化を実現し、R8の驚異的なパフォーマンスを支えている。

トランスミッションには、ダイレクトな操作感が楽しめる6速マニュアルのほか、シーケンシャル6速トランスミッション“R トロニック”もラインナップ。ギアチェンジはセンターコンソール上のジョイスティックまたはハンドルに備えられたパドルによって操作する「シフトバイワイヤー」テクノロジーが、ロスのない加速性能を実現している。

Audi R8 Coupe|アウディ R8 クーペ Photo02

Audi R8 Coupe|アウディ R8 クーペ Photo03

今回の変更点は主に、4.2リッターモデルのエンジンの変更と、全車的な装備追加となっている。

「R8 4.2 FSI Quattro」については、搭載されるドライサンプ方式の高回転型FSI直噴V型8気筒4.2リッターエンジンの出力を従来の309kW(420ps)から316kW(430ps)にアップ。また、クルーズコントロールやAPS(アウディパーキングシステム)が標準装備となった。上位モデルの「R8 5.2 FSI Quattro」では、先進的なイメージを象徴するLEDヘッドライトが採用された。

両モデル共通の変更としては、Googleマップ ローカル検索対応のSDナビゲーションシステム、リヤビューカメラ、ETCシステムを標準装備など、装備の充実が図られている。

おもな変更点をまとめると以下のようになる。

AUDI R8 4.2 FSI Quattro|アウディ R8 4.2 FSI クワトロ
・エンジン出力向上 309kW(420ps)→316kW(430ps)
・クルーズコントロール 標準装備
・APS(アウディパーキングシステム) 標準装備
・LEDヘッドライト オプション設定
・SDナビゲーションシステム、リアビューカメラ、ETCシステム 標準装備

AUDI R8 5.2 FSI Quattro|アウディ R8 5.2 FSI クワトロ
・LEDヘッドライト 標準装備
・SDナビゲーションシステム、リアビューカメラ、ETCシステム 標準装備

あたらしくなったアウディR8。価格は4.2 FSI Quattroは6速マニュアルモデルが1,649万円、6速Rトロニックモデルが1,749万円、5.2 FSI Quattroは6速Rトロニックのみの設定で2,012万円とすべて据え置き価格となっている。

           
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