『アリス・イン・ワンダーランド』ジョニー・デップ×ティム・バートンが贈る最高のファンタジー|MOVIE
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2015年7月14日

『アリス・イン・ワンダーランド』ジョニー・デップ×ティム・バートンが贈る最高のファンタジー|MOVIE

MOVIE|「不思議の国のアリス」のその後の世界

『アリス・イン・ワンダーランド』ジョニー・デップ×ティム・バートンが贈る最高のファンタジー

『アリス・イン・ワンダーランド』 いよいよ公開! 日本中が待ちわびたティム・バートン監督最新作『アリス・イン・ワンダーランド』がついに4月17日(土)より公開される。

Text by OPENERS

ジョニー・デップ×ティム・バートンの最強タッグが贈る奇妙なファンタジー

ティム・バートン監督が今回挑むのは、児童文学史上もっとも愛されたヒロイン『不思議の国のアリス』。イギリスの数学者であり作家のルイス・キャロルによって1897年に発表された名作は、これまで多くのクリエイターたちを刺激しつづけてきた。ティム・バートンもそのひとりである。本作は自身が長年にわたり映画化を願いつづけ、ついに実現した渾身の作品である。その注目度の高さは、先日おこなわれたジャパンプレミアに駆けつけたファンの多さを見れば明らかだろう。

映画では『不思議の国のアリス』の“その後”が描かれている。そこには美しく成長した19歳のアリスがいた。ある日彼女は懐中時計をもった不思議な白うさぎを追ううちに、うさぎの穴に転がり落ちてしまう。着いた先はアンダーランドと呼ばれる不思議の国。そこで出会う奇妙な住人たちは残忍な赤の女王の恐怖政治のもと、預言された救世主 アリスの帰りを待ち望んでいた。しかし、幼いころこの不思議な世界を冒険したことなどすっかり忘れていたアリスはそれを聞き困惑するも、マッドハッターや奇妙な住人たちと触れ合ううちに自分の本当の運命を知り、アンダーランドの未来をかけて邪悪な赤の女王に挑んでいく。

白うさぎのトウィードルダムとトウィードルディー、チェシャ猫、ハートの女王など、文学史上もっとも人びとを心酔させたおなじみのキャラクターは、ティム・バートンの手により“狂気”をおびた不気味さをもって物語に登場する。そして、ひとりとしてまともではない奇妙な住人たちを豪華キャストが強烈に描きだしている。

ヒロイン アリスを演じるのは、弱冠二十歳という若さでみごとこの大役を射止めたシンデレラガール ミア・ワシコウスカ。獰猛な赤の女王役には『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のヘレナ・ボナム=カーター。慈悲深い白の女王は『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが好演している。そんな数あるキャラクターのなかでももっともインパクトがあるのはジョニー・デップ演じるマッドハッターだろう。原作ではあまり目立つキャラクターではなかったが、今作では映画の鍵を握る重要な役割を果たしている。

そして、なんといっても観る者を驚嘆させるのはこの幻想的な映像世界だろう。今回ティム・バートンがタッグを組んだのは、「フォレスト・ガンプ 一期一会」などで5度のアカデミー賞に輝いたビジュアルエフェクトスーパーバイザーのケン・ラルストン。実写、アニメーション、CGアニメーション、CG、モーションキャプチャー、マットペインティング、スローモーションなど、あらゆるテクニックを尽くして作りあげた今作に対しラルストンは、「いままで手がけてきた映画は、全部この作品のためにあったんだと思った」と語った。

また、芸術作品ともいえる衣裳のデザインは『シカゴ』『SAYURI』でアカデミー賞衣裳デザイン賞を受賞したコスチュームデザイナー コリーン・アトウッドによるもの。それぞれのキャラクターを象徴するアイコンがちりばめられた衣装が彼らに命を吹きこんでいく。最高のキャスト、スタッフで贈る想像をはるかに超えたファンタジーワールド『アリス・イン・ワンダーランド』。4月17日(土)、劇場が大きな“うさぎの穴”になる!?

ディズニーデジタル3D™&IMAX®3D同時公開
『アリス・イン・ワンダーランド』

4月17日(土)全国ロードショー

監督|ティム・バートン

撮影|ダリウス・ウォルスキー

視覚効果|ケン・ラルストン

衣裳|コリーン・アトウッド

出演|ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ

配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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