Divine of Creation|伊藤嶺花×中村貞裕(前編)―(3)
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2015年4月16日

Divine of Creation|伊藤嶺花×中村貞裕(前編)―(3)

スピリチュアル対談 Vol.6|中村貞裕

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「“楽しさ”という光の輪を、どこまでも大きく広げていく夢の仕掛け人」【前編(3)】

気がつけば、仕事が仕事になっている

伊藤 もともと、やりたいと思ったことをやればやるほど運気があがっていくという宿命をおもちなんですよね。アンテナに引っかかったものは、やるほど運が上がっていきます。人脈も、それに伴う経験値もそうです。ひとつの経験から普通のひとが10得るものを100、200にしてしまう能力をもっていらっしゃいますね。もともとがマルチプレイヤー。

中村 会社的には、ホテルやマンションなどの空間プロデュース、直営飲食、運営受託飲食の3つが大きな柱です。あとはPRと音楽も少し。それと、子会社にケータリング会社、広告代理店、人材ヘッドハンティング会社、不動産のコンサル会社があるんですけど、子会社にかんしては自分はほとんどタッチしてないので、言いたいことだけ言っているというか。けど、つねに頭の中には気になることがたくさんあるのが現状です。

伊藤 頭脳明晰で、回転が速いですから、つねに先のことを考えているのでしょうね。

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中村貞裕さん

中村 確かに、すぐ次のことを考えちゃいますね。

伊藤 多方面でいろんなことやっていらっしゃる方って、よく「これといったものがない」とおっしゃいますけれども、世の中にあるものやればやるほどいいという宿命、羨ましい限りです。

中村 そうなんです、仕事が仕事になっていくんですよ! 今まで本当にそうで、仕事が全部次の仕事に繋がってきた。失敗ももちろんありますが、そのおかげで繋がったものがたくさんあります。たとえば、外苑前『office』と『sign』、代官山『sign』のあとに『office目黒営業所』という店をつくったんですよ。結局そこは閉めてしまったのですが、じつはその店が『クラスカ』の裏だったんです。その店のおかげでクラスカの話が来た。

伊藤 そうだったんですね。失敗しても、そもそもの夢を諦めない強さをおもちですよね。

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『堂島ホテル』フロント

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『堂島ホテル』客室

NAKAMURA Sadahiro|中村貞裕
トランジットジェネラルオフィス代表
1971年生まれ。伊勢丹を経て2001年に「ファッション、音楽、デザイン、アート、食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げ、トランジットジェネラルオフィスを設立。カフェ『Sign』をはじめとするカフェレストラン事業、ケータリング事業のほか、2003年ホテル『クラスカ』の企画運営によりホテル事業に進出し、2006年に大阪の『堂島ホテル』をブランディングプロデュース。ほかにレジデンス、商業施設のブランディングプロデュースなどその仕事は多岐にわたっており、トランジットのユニークでファッショナブルな発想による仕事は、日本はもとより海外においても高く評価されている。近年、グループ会社として、イベント・ケータリング会社「TRANSIT CREW」広告代理店「JET AGENCY」、人材紹介会社の「Departure & Partners」、不動産コンサルティング会社「REAL GATE」を設立。空間創造総合企業を目指し、話題の遊び場を創造すべく日々精力的に活動中である。2010年春、ブランディングプロデュースを担当している世界最大級のSOHO『the SOHO』が完成。www.transit-web.com

ITO Reika|伊藤嶺花
株式会社ディヴァイン代表/スピリチュアルヒーラー
服飾雑貨系の企業にて商品企画、広告宣伝、経営企画の仕事に従事したのち、天界とのチャネリングと潜在意識のリーディングをおこなうライトワーカーとして活動開始。相談内容によってヒーリングや催眠療法、複数の占星術を組み合わせた宿命鑑定もおこなっている。自由が丘にて個人セッション、満月&新月のワークショップを開催中。著書に『シンクロニシティ』、『運命好転術』、『開運ビジネス風水虎の巻』。www.divine-msg.com

           
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