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2015年1月14日
市販化決定したジャガー初のSUV、その名は「Fペース」|Jaguar
Jaguar F-Pace|ジャガー Fペース
市販化決定したジャガー初のSUV、その名は「Fペース」
ジャガー ランドローバーは、デトロイトモーターショーにおいて、以前よりコンセプトモデルとして発表してきた「C-X 17コンセプト」の市販化を発表。あわせて、その名称が「Fペース」であることをあきらかにした。
HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
いまはまだ名前だけ
デトロイトモーターショーにおいて、ジャガー ランドローバーは、ジャガーブランドで初となるSUVモデルを2016年に発売すると発表した。
「Fペース」のもととなったV「C-X 17コンセプト」は2013年のジュネーブモーターショーにてワールドプレミア。それ以降日本もふくめ世界各地で披露されてきた。そのなかで、予想を上まわる好意的な意見を受け取り、生産が決められたという。
ジャガーのデザイナー、イアン・カラム氏によると「FタイプにインスパイアされたFペースは、パフォーマンス、スタイリング、実用性のバランスがとれたモデルで、まちがいなくジャガースポーツカーの一員である」と語った。また、名称の「F」は、もちろんFタイプやジャガーのクラシカルなスポーツカーを由来とし、「Pace」は“grace”“space”“pace”を意味するものであると説明した。
イギリスのソリフル工場で製造がおこなわれるFペースは、アルミを多用した軽量ボディに5シーターのラグジュアリーな内装、最新のサスペンションシステムを装備し、路面や天候に左右されず確実なトラクションを得る4輪駆動システム「オールサーフェス プログレス コントロール」などはC-X 17コンセプトから踏襲されるというが、エンジンをはじめそのほかの詳細は、今年の半ば以降あきらかにされる。