RC FにつづくFモデル

1月12日（現地時間）に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、レクサスは「GS」をベースとしたあらたなハイパフォーマンスサルーン「GS F」をワールドプレミアすると発表した。

あきらかにされた北米仕様のGS Fは、ボディサイズが全長4,915×全幅1,845×全高1,440mm、ホイールベース2,850mm、車両重量は1,830kgというスペック。

エンジンは「RC F」とおなじ2UR-GSE型5.0リッターV8自然吸気を搭載。最高出力348kW（473ps）/7,100rpm、最大トルクは527Nm（53.7kgm）/4,800-5,600rpmを発揮する。つねに最適な燃費とパワーを発揮できるよう、走行状況に応じてオットーサイクルとアトキンソンサイクルを切り替える機能もそなえる。

組み合わされるトランスミッションには、マニュアルモードにすると最短で0.1秒でのシフトチェンジを可能とする8段AT（8-Speed Sport Direct Shift）を採用する。

また、RC F譲りの駆動制御システム「TVD」（トルク ベクタリング ディファレンシャル）も装備し、コーナリング中の後輪左右への駆動力を最適化。TVDには、バランスのとれた“スタンダード”、ステアリングのレスポンス重視とする“スラローム”、そして高速サーキットでの安定性を重視する“サーキット”の3つのモードが用意される。

シャシーはGSのものを強化したうえに、専用設計のサスペンションを装着。4ドアサルーンとしての乗り心地を犠牲にすることなく、操縦性を向上させているという。

Lexus GS F｜レクサス GS F
ボディーサイズ│全長 4,915 × 全幅 1,845 × 全高1,440 mm
ホイールベース│2,850 mm
トレッド前/後│1,555 / 1,560 mm
重量｜1,830 kg
エンジン│4,969 cc V型8気筒 DOHC
最高出力│348 kW（473 ps）/7,100 rpm
最大トルク│527 Nm（53.7 kgm）/4,800-5,600 rpm
トランスミッション│8段AT（8-Speed SPDS）
駆動方式│FR
タイヤ 前/後｜255/35R19 ／ 275/35R19