往年のラゴンダを冠したアストンの特別モデル|Aston Martin
CAR / NEWS
2015年1月13日

往年のラゴンダを冠したアストンの特別モデル|Aston Martin

Aston Martin Lagonda|アストン マーティン ラゴンダ

往年の車名を冠した特別なスーパーサルーン

アストンマーティンは、往年のラゴンダの名を冠した特別な4ドアサルーンを、台数限定で生産すると発表した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

スーパーサルーンの復活

2010年に登場した「One-77」や2012年の「V12 ザガート」、そして昨年のブランド創設100周年を祝福する「CC 100 スピードスター コンセプト」につづき、アストンマーティンからあらたなる台数限定の特別なモデルが登場する。

このあたらしいモデルは、1976年にウィリアム・タウンズ氏がデザインした4ドアサルーン「ラゴンダ」のデザインを踏襲。そのアバンギャルドなスタイリングや先進的なデジタルインパネなどで、当時話題となった同車を、VHアーキテクチャーやカーボンファイバーのボディパネルなど、最新テクノロジーを用いて、現代風にアレンジしながら再現するという。製造は、ゲイドンのアストンマーティン工場において、熟練工が手でおこなう。

Aston Martin Lagonda(1976)

この特別なモデルは、中東地域のみで、さらに限定された顧客にだけ販売される。高額にのぼると予想されるプライスは非公表ながら、その費用に見合うクオリティ、ラグジュアリーさをもち合わせているスーパーサルーンであるとアストンマーティチンは説明する。

アストンマーティンのデザインディレクター、マレック・ライヒマン氏は「One-77」や「V12ザガート」の兄弟として並ぶ新型は、“自動車のアート”のひとつです。新型は、過去のラゴンダがもっていたスピリットとエトスを完全に受け継ぐものとして開発されています。そして、トリビュートを捧げるため、その名前にはラゴンダの名称が掲げられるのです」と語った。

           
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