ドレスシャツの下に着用することを前提に考えられた秘密兵器

細マッチョな体型の中森博一さんは、エストネーション3年目の28歳。エストネーション銀座店でメンズドレスを担当している。「ウォームビズというと、やはり素材への対応がメインになります。実際に着た実感と、見た目の印象の“暖かみ”が一致するのが、ウォームビズの着こなしの理想。たとえば、“デュアルウォーム”という素材は、自分が発した熱をそのまま保温として利用しながら、ジャージー素材ならではのソフトなストレッチ感も備えています。エストネーションではセットアップスーツで展開。実際着てみると着心地も良く、優れた保温性と吸湿性を実感できると思います」と中森さん。

見た目の温かな印象では、毛足の長いフランネルやツイードも今シーズンは好調だが、今回のウォームビズでの提案は、ニットジャケットとシャツでのスタイリング。「ビジネスでのカジュアル化が進むなかで、ジャケットの形をしたニットは、スタイルの幅を広げてくれる注目のアイテムです。さらに、ノータイでの着こなしで冬に精力的に働くための味方になってくれるのが、吸湿・発熱・保温の3つを実現してくれる高機能な蓄熱素材」。そう言って、中森さんはジャケットとシャツを脱いでくれた。

「シャツの下に肌着を着て、それが見えてしまうのは興ざめです。このエストネーションのオリジナルインナーウェアは、オーストリア・オーストレンチング社の“リヨセル”と“マイクロアクリル”を組み合わせたエコロジー繊維の“セルヒート”素材を使用。吸湿・発熱・保温の機能をもち、湿度調節に優れた、さわやかに快適さを保つ高機能素材です。シャツの襟のボタンを開けても着用が見えにくいUネックで、カフスまわりのゴワつきを解消する9分丈袖。襟部分はシャツの下に着用した際にアタリが出にくいステッチを採用しています」。

インナーウェアのカラーは、ホワイト・ブラック・グレーの3色展開で、コーディネイトによって使い分けができるのもうれしい。「ネックは深く、袖丈はちょっと短めで、着丈はドレスシャツとおなじだけの長さ。ビジネスにも最適なインナーウェアは、これからの季節に欠かせません」と太鼓判を押す。

中森さんは、映画『ゴッドファーザー』の大ファンで、「イタリアを舞台に、コードバンのオールデンやターンブル＆アッサーのシャツ、ボルサリーノなどクラシックなアイテムがクロスオーバーして出てくるので、着こなしの参考にしています」と言う。

「銀座店は、エストネーションオリジナルから、ヨーロッパを中心としたブランドものまで豊富に揃え、メンズドレスではスーツから人気のジャケパンスタイルまで、お客さまのニーズに応えられるラインナップを展開しています。スタッフはコーディネート提案に長けているので、ぜひお気軽にご相談ください」とのメッセージだ。

エストネーション銀座店
東京都中央区銀座2-3-6 銀座並木通りビルB1F-3F
Tel. 03-5159-7800（代表）
営業時間｜11:00～21:00
不定休
http://www.estnation.co.jp/