ART|『日本の新進作家VOL.12:路上から世界を変えていく』展
LOUNGE / ART
2015年4月2日

ART|『日本の新進作家VOL.12:路上から世界を変えていく』展

ART│現代を代表する大森克己、糸崎公朗、鍛冶谷直記、林ナツミ、津田隆志の5人に注目

東京都写真美術館で『日本の新進作家VOL.12:路上から世界を変えていく』展

東京都写真美術館が毎年テーマを変えて開催している日本の新進作家展を今年も開催。今年は“路上”という場所に焦点を当てた『日本の新進作家VOL.12:路上から世界を変えていく』展として、12月7日(土)~2014年1月26日(日)まで開かれる。

Text by YANAKA Tomomi

展示室をはみだし、来場者の視点を路上へといざなうダイナミックな展示構成

写真の歴史のなかでも多くの写真家たちがストリート写真というかたちで優れた作品を多く生み出してきた「路上」。東京都写真美術館では「路上から世界を変えていく」をテーマに1960~80年代に生まれた5人の写真家に注目。彼らの作品からこの時代の空気感や意識のありようをあぶりだすような写真作品が展開される。

出展するのは、平成の日本を代表する作家の一人であり、公立美術館企画展には初参加となる大森克己や、第25回写真新世紀優秀賞を受賞後、関西を拠点に着実に活動する鍛冶谷直記。さらに、自身のウェブサイトで公開された浮遊セルフポートレート日記が話題を呼んだ林ナツミ、一貫して路上をフィールドとした作品シリーズを発表してきた糸崎公朗、津田隆志という多彩な面々が集結した。

立体的でダイナミックな展示構成となる会場では、糸崎公朗による高さ約1.8メートル×幅約4.8メートルの巨大フォトも(写真による立体模型)の新作、林ナツミによる超巨大作品が吹き抜けロビーに展示されるなど、作品が展示室をはみだし、来場者の視点を路上へといざなう仕掛けが盛りだくさん。さらに、“テント”や“寝れないベンチ”をテーマに作品を発表してきた津田隆志の作品群も登場する。

路上から世界を変えていく 02

大森克己 <すべては初めて起こる> ≪福島市、福島≫ 2011 年

路上から世界を変えていく 03

津田隆志 〈SITE by SITE〉根室, 2013年

会期中は5人の出展作家たちが「路上」というキーワードを手がかりに、出品作品とその制作背景について語るアーティスト・トークも開催される。

「路上」という日常の場所から出発し、いまという時代についての考察をおこない、自分の立ち位置を模索しながら世界と向き合ってきた5人の写真家。2010年代をあらたな視点や表現で切り開く彼らがどのように現実と対峙しているのか。世界と向かい合う行為を象徴する「路上」をキーワードに紐解いてみたい。

『日本の新進作家VOL.12:路上から世界を変えていく』

会期│12月7日(土)~2014年1月26日(日)※月曜、12月29日~1月1日は休館

時間│10:00~18:00 ※木曜と金曜は~20:00、1月2日、3日は11:00~18:00

会場│東京都写真美術館

東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内

Tel.03-3280-0099

観覧料│一般700円、学生600円、中高生・65歳以上500円

アーティストトーク

糸崎公朗

日程│12月21日(土)

時間│13:00~14:30

津田隆志

日程│12月21日(土)

時間│15:30~17:00

林ナツミ

日程│1月11日(土)

時間│13:00~14:30

鍛冶谷直記

日程│1月11日(土)

時間│15:30~17:00

大森克己

日程│1月18日(土)

時間│14:00~15:30

会場|東京都写真美術館 1階

対象|本展覧会チケット半券を持ちの方

定員|各回50名

受付|各階当日10:00より~

担当学芸員によるフロアレクチャー

日程│2013年12月27日(金)、2014年1月10日(金)、1月24日(金)

時間│14:00~
本展覧会チケット半券(当日有効)を持ちの上、会場入口に集まりください。

           
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