タイガー君の登場でヒートアップしたオニツカタイガーブース

酷暑がつづいた8月下旬。標高約1000メートルの山中湖畔は、日射しこそ暑かったが、湖を渡る風は涼しく、ライブ会場はとんぼが飛ぶなど、秋の気配もうっすらと感じられた。

開場の9時には、東西からのバスツアーのひとと、自家用車での来場者がぞくぞくと会場に到着。オニツカタイガーのブースも開場直後から行列ができるほどにぎわった。

オニツカタイガーのブースでは、夏フェススタイルのコーディネート紹介・販売をメインに、“ガチャガチャ”でのプレゼントを実施。特賞のアーティストサイン入りシューズをはじめ、ノベルティがもれなくプレゼントされた。さらにサービスとして、タイガーのパネルとのチェキフォトサービスも好評。チェキは特製のカードケースに入れられてプレゼントされた。

さて、「SWEET LOVE SHOWER 2010」初日の28日13時35分から「Mt.FUJI STAGE」に登場したのは、音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」で4月からオンエアがはじまった「BACK TO HOME supported by Onitsuka Tiger」の記念すべき第1回・神戸編のゲスト サイトウ“JxJx”ジュン率いるYOUR SONG IS GOOD！

「勝手にやってください！（笑）」と、ユアソンで盛り上がる！

夏休み最後の土曜日とあって、御殿場方面は大渋滞。YOUR SONG IS GOODのメンバーも大幅に遅れて到着したが、タイムテーブルの定刻通り13時35分から、ノンストップの8曲を演奏した。

サイトウ“JxJx”ジュン（Organ,Vo）の「公開リハーサルです！」というかけ声ではじまったサウンドチェックから、オーディエンスはすでに大盛り上がり。サウンドチェックを終え、そのまま1曲目の「ブガルー超特急」でスタート。2曲目の「THE LOVE SONG」を終えて、 “JxJx”のMC第一声は、「勝手にやってください！（笑）」。

熱くなったステージと、一斉に踊り揺れる会場が一緒になって、「ONIROKU」「CATCH-AS-CATCH-CAN」「A MAN FROM THE NEW TOWN」とホットなナンバーを演奏。さらに「UNBREAKABLE」「B.A.N.D.」と“ユアソン” らしさが炸裂し、ラストナンバーは「THE OUTRO」。“JxJx”はオルガンを高々と抱え、会場全体を熱くたぎらせた。

ライブ終了後、サイトウ“JxJx”ジュンに直撃インタビュー

──激アツステージ、おつかれさまでした。

今日は、公開リハーサルをしつつ、ドタバタの状態で突入しましたが、フェスは早めに終わるのがいいですね（笑）、ほかのバンドも観られるし。フェスのトリをとることもあるんですけど、出番までストイックな時間を過ごさないといけないので……。

──今日はいかがでしたか？

SWEET LOVE SHOWERは2007年に出演して、そのときは「LAKESIDE STAGE」で、今日は「Mt.FUJI STAGE」でしたが、第一印象はステージの床が固いなと（笑）。そんなことを感じつつ、ステージの後ろが抜けているので、外って感じはありましたね。暑かったけど晴れてよかったです。ただ、僕のMCが9割方かんでいたのと（笑）、イベントスタッフ泣かせの5分押しで、つぎのサカナクションを待たせちゃって（笑）。でも、ホーム気分でリラックスして演奏できました。

──2010年の後半戦は？

今年の前半は4枚目のアルバムが出て、ツアーも回って、野音でワンマンもやって、かなり充実していました。後半戦は、僕らがつぎになにをすべきかを見つける感じですね。僕らはライブをやりながらつぎを見つけることが多いんですが、2006年ぐらいから突っ走ってきたので、後半は腰を据えてじっくりやりたいなと思っています。

──番組の「スペシャエリア」も楽しみにしています！

＜エピローグ＞
音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」で4月からオンエアがはじまった「BACK TO HOME supported by Onitsuka Tiger」。オニツカタイガー＝アシックスの街・神戸を、YOUR SONG IS GOODのサイトウ “JxJx” ジュンが訪れた第1回を皮切りに、札幌、福岡、名古屋、東京と5回にわたって展開してきた同プログラム。「BACK TO HOME」をキーワードに、人気ミュージシャンのファッションと音楽をとおして、その素顔に迫ってきた。

さらに、2010年秋冬から、ファッションデザイナー岩谷俊和氏が「オニツカタイガー」のデザインディレクターに就任。メンズ、ウィメンズとも新生オニツカタイガーとしてあらたにスタートを切った。

ウェブ、CSテレビ、そして今回の「SWEET LOVE SHOWER 2010」のイベントと、さまざまなかたちで伝えてきた、オニツカタイガーのいま。これからももっとあたらしく刺激的なアイテムとコーディネートで、私たちのライススタイルを楽しませてくれるだろう。