CURATOR’S CUBE|あたらしい視点の作品を展示するギャラリー
CURATOR’S CUBE|ランドスケーププロダクツがディレクション
あたらしい視点の作品を展示するギャラリースペース オープン
インテリアショップ「Playmountain」や、カフェ「Tas Yard」を運営し、独自のライフスタイルを提案するランドスケーププロダクツ。最近ではエキシビションやイベントのディレクションも手がける彼らが、東京・虎ノ門にギャラリースペースをオープンする。
Text by OPENERS DESIGN
こけら落としは2つのエキシビションを同時開催
ランドスケーププロダクツがあらたに手がけるスペースの名前は「CURATOR’S CUBE(キュレーターズ キューブ)」。「まだ評価が定まっていない才能を知ってもらうために、また才能ある人のユニークな眼を通してあたらしい視点を獲得してもらうために」をコンセプトに、5階建てのビルを自分たちでリノベーションし、1階、2階を展示スペースとしている。
そのこけら落としとして、「Adam Silverman Exhibition Earth」と「Small Trade Company TOKYO SHOW」2つのエキシビションを同時開催する。ランドスケーププロダクツ主催のアダム・シルヴァーマンの個展は、本展で5回目。進化を続ける作品群が新たな空間とどのように融合するのか、この目で確かめたい。
アダム・シルヴァーマン
大学で建築、アート、デザインを学んだのち、建築家としてロサンゼルスに移住。その後、XLARGEを共同創業する。2003年にそれまでの25年間、友人や家族のためだけに作ってきた作陶の道に専念する決意をし、Atwater Pottery(アットウォーター ポタリー)を設立。そして2008年には、理念を分かち合うHeath Ceramics(ヒースセラミックス)がロサンゼルスに店舗をオープンするタイミングに合わせ、スタジオディレクターに就任。自身の更なる陶芸への研究だけでなく、Heath Ceramicsオリジナルラインの新作の開発や、ギャラリースペースでの個展の企画など、積極的にジャンルを越えたプロジェクトに携わる。
スモール トレード カンパニー
2010年にMatt Dickがフリーランスで続けてきたワークウェアや衣服のデザイン業務を主体として設立。日本での藍染め修行経験や、アメリカに帰国してからアートディレクターの八木保氏との出会い、サンフランシスコのスタジオでスタッフとして働いた経歴を持つ彼は、日本の文化や日本人のセンス、考え方などに影響を受けたという。今回の東京でのトランクショウでは、バスケット、染めもの、スペシャルデニムなどを主に展示する。
「Adam Silverman Exhibition Earth」
「Small Trade Company TOKYO SHOW」
会期|2013年11月16日(土)~12月1日(日)
住所|東京都港区愛宕1-1-9
営業時間|12:00~19:00 不定休
Tel. 03-6721-5255
CURATOR’S CUBE
http://curatorscube.com/