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MOTOR SHOW
2015年1月27日
新型BクラスがベースのEVコンセプト|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz B-Class Electric Drive|
メルセデス・ベンツ Bクラス・エレクトリックドライブ
2014年に市販化を予定
新型BクラスがベースのEVコンセプト
メルセデス・ベンツAGは9月に開催されるパリモーターショーで、新型BクラスをベースとしたEVコンセプトモデルを発表する。
Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)
SLS AMG版も登場予定
「Bクラス・エレクトリックドライブ」と名付けられたこのモデルは、リヤアクスル前方に設けられた「エナジースペース」と呼ばれる床下に、リチウムイオンバッテリーを搭載。本来のエンジンが積まれるフロントにモーターを配置することで室内空間を一切犠牲にすることなく、ゼロエミッション走行を実現した。
搭載されるリチウムイオンバッテリーの充電は、ヨーロッパで標準的な230Vを採用。400Vの急速チャージャーにも対応する。組み合わされるモーターは、最高出力100kw(134ps)、最大トルク310Nm(31.6kgm)を発生。バッテリー容量こそ発表されていないが、一度のフル充電で約200kmを走行可能だとしている。
メルセデス・ベンツAGは「Bクラス・エレクトリックドライブ」の市販化開始の目標を2014年としており、すでにその目処は整っているという。また同社は今後、新型Bクラスのラインナップに内燃機関、燃料電池車を順次くわえていくと発表した。
なお、パリモーターショーでは、このクルマにあわせて「SLS AMG クーペ エレクトリックドライブ」、「スマート ブラバス エレクトリックドライブ」の量産バージョンも世界初披露が予定されている。
Mondial de L’Automobile 2012 Salon de Paris
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