NIKE|世界の女性トップアスリートによる「THE LOOK OF SPORT:ローラ・エネヴァー」
FASHION / WOMEN
2015年7月24日

NIKE|世界の女性トップアスリートによる「THE LOOK OF SPORT:ローラ・エネヴァー」

NIKE|ナイキ

2012 サマーシーズン ナイキウィメン

THE LOOK OF SPORT:ローラ・エネヴァー(オーストラリア人サーファー)

オーストラリアで育ったローラは、熱心な体操選手としてスタートしたが、9歳のときにサーフィンに魅せられると、陸地に縛られることなく、海に集中することを選んだ。19歳にしてすでにサーフィンという競技をとおして、旅、興奮、チャレンジなど、充実した人生を送り、エネルギッシュに前進している。サーフィンは彼女が情熱を傾けているものではあるが、それ以上に、サーフィンは彼女にとって人生への切符である。経験することがローラの原動力となっている。

Text by KAJII Makoto(OPENERS)Photographs by NIKE

インスピレーションに溢れ、冒険好きでとても気さくなローラ。19歳

19歳にして世界中を旅して、バリのような場所で何度もサーフィンをして、ナイキ初の女性サーファーを扱ったビデオ「Leave a Message?」の主役になったローラ・エネヴァー。年齢にふさわしい純真さと、自由な精神をもち、年齢より大人びたしっかり者といった振る舞いを併せもつ女性だ。

サーフィンのおかげで自分のアパートを買うまで経済的にも成功しているローラだが、世界中を飛びまわっていないときはオーストラリアにもどり、仲の良い家族とともに暮らしている。ローラには競技選手ではないがサーファーの兄がいて、保護者としてよくローラに付き添っている。彼女は家から遠い場所にいても、いつも家を身近に感じている。

サーフィン以外では、ローラも多くの19歳の女の子同様、男の子(ボーイフレンドはハワイ在住のサーファー)、おしゃべり、流行のポップソングに合わせて踊ること、買いもの、シューズが大好きだ。

ビキニを着ていないときは、ふんわりしたブラウスに短パン、ウエッジサンダルといった格好をしている。彼女は刺激的で、夢をもち、なおかつとても親しみやすい気さくな女の子で、彼女の元気はみんなに広がり、友人たちと一緒のときは彼女が中心となる。 写真を撮れば、ローラが必ず中央にいて、パーティを盛り上げる人気者で、自分自身も楽しんでいる。

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ニューヨークでのローラは、とてもリラックスしている

競技シーズン中、ローラは少なくとも1日2回サーフィンをすることで鍛える一方、週に4~5回、自転車やランニングなどのクロストレーニングをおこなっている。スノーボードやスケートも大好きだ。トレーニングがないときは、時間と場所が許すかぎりサーフィンをする。サーフィンをしていないときは普通のティーンエージャーと変わらず、活発で、自分の周囲のことに感動する女の子だ。ニューヨークへ行くことも、もちろん例外ではない。ニューヨークは、ローラがずっと行ってみたいと夢見ていた場所だ。そこには吸収するものがたくさんある。

多くのひとと同様、とくにアスリートにとってはなおのこと、ローラにとっても朝食は一日のなかで大切な食事である。もし毎日、朝食にブリトーを食べられたら満足な彼女だが、ニューヨークでは、ダウンタウンの流行最先端のレストラン・カフェに立ち寄り、コーヒーと体に良いグラノラ・バーとミルクで一日をスタートし、終日かけての街の冒険の準備を整える。カフェのゆったりとした雰囲気は彼女にぴったりと合い、黒一色のナイキのウェアも調和している。大きなサングラスをかけ、テーブルには携帯電話をおき、常連客かとおもわせるほどリラックスしている。

はじめてニューヨークに来たときは、滞在時間が24時間だった。ナイキウィメン「Make Yourself」キャンペーンの撮影で渡米したのだ。トップアスリートであっても、ほかのアスリートに会うとスターに魅せられたようになる。ローラの場合も例外ではなかった。時代を代表するトップレベルの写真家をはじめ、それぞれのスポーツでは伝説的な存在である世界を代表する女性アスリートたちと一緒になり、恐縮していた。

ローラはニューヨークでナイキストアに立ち寄り、買いものをする。最新のギアにこだわって彼女が選んだのは、赤いテニスドレス。つぎのサーフィンのときに着るのだと、大喜びしている。 そのドレスの試着もせずに、つぎはスニーカーを探す。

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自分のもつインスピレーションの力についてもわかっている

ローラの将来にはサーフィン選手としての長いキャリアがあるかもしれないが、彼女はそのキャリアから繋がるほかの仕事にも前向きだ。いまのところ大学へ行くことは保留にしている。これまでの人生が勉強だったし、それに感謝している。サーフィンのおかげで可能性が開けたこと、その可能性がどんどん大きくなっていることを理解しているので、あたらしいことに果敢に挑戦をし、できるかぎり多くのことを吸収することで、競技だけでなく、スポーツ以外でもつねに自分を磨こうと決意している。

謙虚なローラであるが、どこかしら自分のもつインスピレーションの力についてもわかっていて、それを慈善活動とか実体験のドキュメンタリーのようなものをとおして、前向きなかたちでほかの人のために使いたいとおもっている。だれかに彼女の旅に同行してもらい、彼女の生活を記録し、ほかの人たちに毎日の生活に活動的なことを取り入れる方法、または生活の一部にする方法を示したい、とアイデアを提案してくる。

サーフボードや短パン、ウエッジサンダルの売り上げは10倍に跳ね上がるにちがいないし、彼女は多くの若い女性たちに広くポジティブな影響をあたえてくれるだろう。もちろん男性ファンも増えるだろう。ローラが自分のためにがんばっていることが、ほかのみんなのためになるのだ。

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