Diary-T 182 ズンドコ
僕は自分を許すことの出来る人間だけが他人を許せると考えています。
人格高潔で知性徳性にすぐれた人が「私はすべての他者を受け容れる」と言ったとしても、彼が行っているのは「共生」ではなく、ただの「我慢」です。
汚物や悪臭に耐えるように不快な他者の切迫に耐えている。
でも、そんな忍耐は長くは続かない。
「他者と共生する」というのは、「他者に耐える」ということではありません。「他者」を構成する複数の人格特性のうちにいくつか「私と同じもの」を見出し、「この他者は部分的には私自身である」と認めることです。
途中省略
自分の論理を細かく割ってゆく。自分の感情を割ってゆく。
自分の身体を割ってゆく。分子レベル、元素レベルにまで割れば、どんな人間の特異な人格要素もいくつかの基礎的な要素の順列組み合わせでしかないことがわかります。
だから、問題は「割り方」なんです。できるだけ細かく自分自身を割ってゆく。割れば割るほど他者と共有できる要素が増えてゆく。
「呪いの時代」内田樹著より一部引用させて頂きました。
その昔、笑いの仕掛人と呼ばれたことがあった、
私自身にはそんな認識など露程もなかったのだが、
世の中なんてそんなもんだと斜に構えてしらけていたが、
あるとき、それは確か赤坂辺りを車で流しているときだった、
迎賓館を真っ正面に確認し、ハンドルを左に切りそのまま坂を下る。右手を見ようとするが途中高速道路を支えるコンクリートの太い柱が視界を何度も遮り煙たい。左手には、まさかこんなところにお魚まで釣ることもお出来になるお堀があるなんてまったく意外よね東京は、その水辺をカップルがまったりボートを漕いでいる東京のトンでも穴場ガイドをつぶやいてぼんやりしている車中そこへふと浮かんだ思いは、そういえば笑いとは人間の動作をどれほど子細に繊細に見ることが出来るかということではないか?とそいつはいきなり問いかけてくる。心の準備もサックもお膳立ても心得も避難訓練もしていないのだから途中で萎えたらどうするのいやん恥ずかしい。だから未だにきちんとそのことを説明は出来ないのだが、ここでいう内田樹さんの「割り方次第」はまさに「事の次第」は映画だがもしかしたらピタゴラスイッチのルーツではないかはさて置きもちろんどちらも素敵だが、だから笑いとは、人が自分自身ではまったく気づかず脇目もふらず懸命に熱中過多状態になっているときに起こるものではないか。
熱中過多状態の人の行動を他の視線が冷ややかに見つめているとき、はっと!その視線に熱中者が気づく瞬間に笑いは起こるのではないかしら。
違う。そんなことを言いたかった訳ではない。
問題はそんな忍耐は長く続かないということだ。
我慢は駄目!我慢から理解へ、忍耐から割り方だ。
スモール・イズ・ワンダフルということも悪くはない。
その分、時間をかけて尽くせばね。
自分に問いかけることはまるでリハビリの苦しさだ。
リハビリの実際は知らないが。多分そうだ。
だって私の右手も未だにあがらないから。
しかもよく言われるのよ私。
あなたはそうやっていつも分かったような偉そうなこと言って、自分は出来てるの?あなたが自身が変われるの?って。
そうだよね。幸せなら態度で示そうよ。だよね。
ずばり、
私の目の前にはず~と大きな石が置いてある。
自分ではどかせない大きさだ。
どかせないから、その大きな石の脇を通るしか無い毎日だ。
石がね、言うのよ。仕方ないって。
だから、無いことに、みないことに、していた時期もあった。
きっとなくなると信じ込もうとしていた時期もね。
でもそれが内田樹さんのいう忍耐とか我慢とかということね。
分かったわ、私もう石があることから逃げない。
脇を通ることを嫌だとが自分らしくないとかもう思わない。
ぶつかりたくなったぶつかることにする。
額から血を流してもいい。痛いのは慣れっこよ。
内田樹さんの「共生」に従って見ようと思うの。
「僕は自分を許すことの出来る人間だけが他人を許せると考えています。」
まったく大きい。どんだけ大きいのだこの石は。
今日はその認識だけに留めて置いてやるずら。
そうだ私にはズンドコ節があるわ。
ラ、じゃない、
レ、レレレ、の、レ・ロマネスクのズンドコ節よ。
用意はいい、行くわよ。
万事快調、みなさんよ♪
アイヤー!(女性)
日曜の朝の散歩中
ハトにパン屑あげてたら
私の足には犬のフン♪
クソ!(女性)
万事快調、みなさんよ
アイヤー!(女性)
私が好んだ都市の駅
どの地下鉄も動いていない
エスカレーターもメンテ中♪
クソ! (女性)
~中間音楽~
ソレ!(女性)
ズンズンズンズンズズドコ♪
万事快調、みなさんよ
アイヤー!(女性)
日曜の朝の散歩中
ハトにパン屑あげてたら
私の足には犬のフン♪
TU TU TU TU TUTUTUTUTUUUUUUUUUUUU... DOOM DOOM DOOM DOOM DOOM YOKO DOOM DOOM DOOM DOOM DOOM YOKO... DOOM DOOM DOOM DOOM DOOM YOKO DOOM DOOM DOOM DOOM DOOM YOKO
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