SDGsに興味ある方は必見!市民サイエンティストとして研究者と環境問題を解き明かす【SCIENCE LEAGUE】開幕

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私たちが暮らす地球の自然環境に溢れる無数の未解明な課題。この課題にアプローチするため、日本財団と京都大学は市民参加型の研究活動「SCIENCE LEAGUE ( サイエンス・リーグ )」をスタートさせた。市民が研究者と共に「サイエンティスト」としてリサーチ調査に参加・応援ができるプロジェクトだ。

シチズンサイエンスで解き明かす、自然の謎

例えば、「PicSea/ピクシー」という研究チームは、浜辺や水辺のゴミの映像を市民ボランティア(市民サイエンティスト)と共にスマートフォンで画像を撮影して集積し、画像を人工知能で自動識別して環境問題の原因を解明する。「地Q/ちきゅう」というチームは、研究者がもつ正しい環境情報を「地球からの問い」として問題を出題する問いのプラットフォームを構築し、小学生から大人まで楽しめる地球環境の情報提供を行う。このように、サイエンス・リーグには様々なチームが参加する。リーグ内のチームで競い合うことはないが、各チームはそれぞれが「自然」という共通の謎と向き合い続ける。

市民ボランティア(市民サイエンティスト)と共にスマートフォンで撮影し集積された画像を人工知能で自動解析するチーム「PicSea。

もっと研究を身近にする「研究のリーグ」

これまで研究のイメージは私たちの生活から少し遠いものだった。研究内容が高度すぎて理解することが難しい場合など、研究活動に触れる機会は一般市民には滅多にない。一方で、地球環境は私たちの暮らしと密接に関わる問題。市民と研究者が共に考え、もっと研究を身近に考えられるように。そんな想いでサイエンス・リーグは誕生した。

サイエンス・リーグは野球やサッカーのようにチーム制になっており、チームを指揮する研究者である「監督」の元で市民/生活者が「選手」として参加するようなイメージだ。研究活動を応援する企業や自治体といった「スポンサー」も存在する。

環境問題や研究活動をもっと身近に感じられる全く新しい市民参加型の研究ムーブメント。これから様々な研究チームがリーグに参加する予定とのこと。最新情報や参加方法はホームページやSNSをチェックしよう。

問い合わせ先

SCIENCE LEAGUEホームページ

https://reconnect.kyoto-u.ac.jp/scienceleague/

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