ウイスキー「グレンモーレンジィ」蒸留所が創立175周年を機に拡張計画始動

LOUNGE NEWS


シングルモルト・ウイスキー 「グレンモーレンジィ」は今年で創業175周年を迎え、蒸留所の拡張計画に着手した。

伝統と革新の融合を理念に掲げ、1843年にスコットランドのハイランド地方でウィリアム・マセソンにより創業したシングルモルト・ウイスキー「グレンモーレンジィ」。

スコットランドの大麦だけを使用し、敷地内にある水源からとれる硬水で製造。

「Unnecessarily well made(完璧すぎる)」と評されるほどこだわり抜いたウイスキーは、そのフルーティーで華やかな味わいがウイスキービギナーからエキスパートまで多くのファンを魅了している。

今年で創業175周年を迎えるグレンモーレンジィは、このたびさらなる上質なウイスキーの製造を目指すべく、蒸留所の拡張計画に着手。

7月初旬に行われた着工セレモニーに出席したグレンモーレンジィ社 マーク・オランジェCEOは、「グレンモーレンジィはこれまで積み重ねてきた175年の歴史を踏まえ、これからの175年へ向けて歩み始めました。蒸留所の拡張はこれからの成功への道のりの大きな一歩です」と語り、モエヘネシー社 フィリップ・シャウスCEOは「グレンモーレンジィ蒸留所の拡張は、モエヘネシー社の未来へ向けた重要な投資計画の一つであり、今後のグレンモーレンジィ ブランドの成長を促す注目のビジネス計画です」とグループ内における重要なビジネスプランへの期待感を見せた。

今回の拡張工事では現在の蒸留棟の隣に新しい棟を建設し、既存のポットスチルと同型のものを2基(初留釜と再留窯を各1基ずつ)増設。

また、現在使用されていない大麦の倉庫だった建物を再生し、糖化槽と発酵槽も増設する。

拡張工事は2019年竣工予定で、工事期間中も蒸留所は通常稼働し、一般見学なども変更なく実施する予定だ。

グレンモーレンジィ 蒸留所
所在地|スコットランド、ハイランド地方、テイン
創業|1843年 ウィリアム・マセソンにより設立
製造|スコットランド産の大麦のみを使用したシングルモルトウイスキー
主要銘柄|
・グレンモーレンジィ オリジナル
・グレンモーレンジィ ラサンタ 12年
・グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 12年
・グレンモーレンジィ ネクター・ドール 12年
・グレンモーレンジィ 18年
・グレンモーレンジィ シグネット

問い合わせ先

MHD モエ ヘネシー ディアジオ

03-5217-9731

LOUNGE

View More Articleもっと記事を見る