伝統と格式。まさにブレゲ・スタイルの真髄。「クラシック 7337」|BREGUET
WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2020年4月21日

伝統と格式。まさにブレゲ・スタイルの真髄。「クラシック 7337」|BREGUET

BREGUET|ブレゲ

アイコニックな懐中時計のデザイン・コードを継承したブレゲの気品溢れる新作「クラシック 7337」

[EDITOR’S EYE]

・1800年代に創造されたデザインですが、まったく古びていません。
・むしろ新鮮さすら覚える、スキのないルックスはカンペキです。

・デザインリニューアルにより、ディテールがブラッシュアップされ、より完成度を増しました。

オフセンターダイアルを搭載したブレゲの真髄「クラシック 7337」が全面刷新。デザインとともに、ムーブメントも入れ替わった。本作は、ブレゲのアイコニックな懐中時計のデザイン・コードを継承、各インダイアルに異なるギヨシエを施して視認性を高めている。「クラシック 7337」は、シルバー仕上げダイアル&18KRGモデルと、“ブレゲ・ブルー”ダイアル&18KWGモデルの2種類で展開される。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

タイムレスである。そして気品に溢れている

「クラシック 7337」は、アブラアン-ルイ・ブレゲと息子の指揮のもとで作られた歴史的な懐中時計のデザインを継承するモデルだ。特徴は、1812年頃からいくつかの懐中時計に導入されたオフセンターダイアルである。
クォーター・リピーターウォッチ「No.3833」(ブレゲミュージアム蔵)
「クラシック 7337」のデザインは、1823年に製造され、現在パリのブレゲ・ミュージアムに展示されているクォーター・リピーターウォッチ「No.3833」をオマージュしたものだ。6時位置にオフセットされた時間のチャプターリングや、12時位置に置かれたムーンフェイズ表示に特徴があり、独創的なルックスを備えている。
ブレゲは1930年代の終わりから、ギヨシエやケースバンドのフルート装飾など、懐中時計に用いられた古典的なデザイン・コードを腕時計に取り入れた。この傾向は、’50年代から’70年代にかけて定番コレクション化され、「クラシック」という呼び名が与えられるようになった。
本作はこの伝統に則り、ダイアル各所に異なるギヨシエが施されている。時間のチャプターリングの縁に麦粒のような模様の「グレンドルジュ」、スモールセコンドに市松模様の「ダミエ」、中央部には「クル・ド・パリ」模様が施され、各表示の視認性を高めている。
ムーンフェイズ表示のラッカー仕上げの空は、彫金による雲で区切られ、輝くドットが銀河を思わせる。月を表現したゴールド製ディスクのデザインは、シャイニーとマットな艶感の組み合わせから立体感のある月のレリーフにアップデートされた。
本作のサファイアケースバックからは、手作業で装飾された超薄型の自動巻きキャリバー502.3を見ることができる。ムーブメントの薄さは、蓋のない香箱とオフセットしたローターによって実現され、この特殊な設計では、通常では隠れている主ゼンマイをはっきりと見ることができる。また最新の技術研究を反映したシリコン素材のひげゼンマイも、かつて高精度を求めたアブラアン- ルイ・ブレゲの探求を今なお継承するものだ。
クラシック 7337
Ref.|7337BB/Y5/9VU、7337BR/15/9VU
ムーブメント|自動巻き(キャリバー502.3 DR1)
パワーリザーブ|45時間
ケース素材|18KWG(7337BB/Y5/9VU)、18KRG(7337BR/15/9VU)
ケース径|39mm
ストラップ素材|アリゲーターレザー
防水|3 気圧
価格|466万円(税別)(7337BB/Y5/9VU、7337BR/15/9VU)
販売|2020年4月以降入荷
問い合わせ先

ブレゲ ブティック銀座
Tel.03-6254-7211
https://www.breguet.com/jp

                      
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