ジャガー・ルクルトの新作置時計「アトモス・トランスパラント」|JAEGER-LECOULTRE
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2020年1月19日

ジャガー・ルクルトの新作置時計「アトモス・トランスパラント」|JAEGER-LECOULTRE

JAEGER-LECOULTRE|ジャガー・ルクルト

あらゆるアングルからの眺めが魅惑的な調和を醸し出すミニマリスティックな置時計

1928年にエンジニアのジャン=レオン・ルターが発明した半永久的ムーブメントを搭載した置時計「アトモス」に、反射防止加工を施したクリスタルガラスにより透明感を持たせた新しい表情の新作「アトモス・トランスパラント」が登場した。

Text by OZAKI Sayaka

長方形と円形、直線が組み合わされたアール・デコ様式の幾何学的美を表現

反射防止加工を施した透明なクリスタルガラス越しに、驚くほどすっきりとした新たな表情を見せる「アトモス・トランスパラント」は、あらゆるアングルからの眺めが魅惑的かつ見事な調和を醸し出す置時計だ。アール・デコ様式のダイアルにミニマリズムの美を体現したインデックスと針が配され、台座にはサテン仕上げのロジウムプレートが施されている。エンジニアであるジャン・レオン・ルターが1928年に発明し、ジャガー・ルクルトが1930年代から販売し始めた極めてシンプルなメカニズムのアトモスは、空気を動力源として抜群の安定性と優れた精度を実現したタイムピースなのだ。
アトモスには気温1度の変化で2日分の作動エネルギーが供給される半永久的ムーブメントが搭載され、澄んだクリスタルガラス越しにこの半永久ムーブメントの巧緻な機構を眺めることができる。また透明なキャビネット全面に新たな反射防止加工が施され、魅惑的なスペクタクルを構築するディテールを美しく演出している。
圧倒的な存在感を放つ12のインデックスを備えた新しいクリスタルガラス製ダイアルには、すらりとしたブラックのインデックスがくっきりと浮かび上がる一方、同じくブラックを纏った2本の太い針によって時と分の流れをはっきりと表示する。ミニマリズムを想起させる端正なシルエットのインデックスと針は、花が開いたようなダイアルの丸みと調和したコントラストを成している。長方形のキャビネット、円形のダイアルの中に配された直線のインデックスと針が幾何学的な美しさを生み出し、機械精度と美の融合を表現するのだ。
ジャガー・ルクルトの象徴でもあるこの置時計は、時代に先駆けて環境に配慮し、極めて現代的なデザインをまとうタイムレスな逸品を好む愛好家たちのマストアイテムといえる。
アトモス・トランスパラント
Ref.|Q5135204
ムーブメント|手巻き(ジャガー・ルクルト製キャリバー563)
パワーリザーブ|半永久
機能|時、分表示
サイズ|250 mm×185 mm×145 mm(高さ×奥行×幅)
ダイアル|クリスタルガラス
キャビネット|クリスタルガラス(反射防止加工)
台座|SS(ポリッシュ/サテン仕上げ)
価格|110万4400円(税込)
問い合わせ先

ジャガー・ルクルト
Tel.0120-79-1833
http://www.jaeger-lecoultre.com

                                    
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