Watches & Wonders 2021新作。シルバー素材を採用した「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」|TUDOR
WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2021年5月17日

Watches & Wonders 2021新作。シルバー素材を採用した「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」|TUDOR

TUDOR|チューダー

200メートル防水性能はそのまま、現行モデル初のシースルーバックをついに実現

新作「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」は、1958年に発表された名作Ref. 7924のスタイルを継承するダイバーズウオッチ。1950年代の特徴的なプロポーションは維持しつつ、チューダー初のシルバー製ケースにトープカラーのダイアルを組み合わせた、ヴィンテージなスタイルが際立つモデルだ。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

時を経ても美しさを保持する“インカンデセント シルバー”を採用

チューダーのダイバーズウオッチの歴史は1954年から始まり、当時100メートル(330フィート)の防水性能を誇った同機は、“堅牢性、信頼性、高い精度を備えた実用時計”というチューダーに一貫して続く哲学の起源となった。その印象的なヴィンテージスタイルを継承した新作「ブラックベイ フィフティ-エイト 925」が、今年登場した。
本作は、独自の配合比率により時を経ても美しさを保持する性質を持つ“インカンデセント シルバー”と呼ばれるシルバー合金を、チューダーで初めてケース素材に採用。このケースは、サテン仕上げによるマットな質感を纏いながら独特な存在感を放ち、温かみのあるトープカラーのダイアルとベゼルインサートによって、より一層エレガントな印象が強調されている。ダイアル上では、1969年に初めて採用され、現在へと受け継がれるチューダーのアイコン「スノーフレーク針」を筆頭とするシルバーをあしらったディティールが、精緻を極めるデザインを完璧の域にまで高めている。
本作に搭載されたマニュファクチュール  キャリバー「MT5400」は、約70時間のパワーリザーブを備えている。このキャリバーは、オープンケースバック越しに特徴的な仕上げが施された姿を覗かせる。一体鋳造のタングステン製ローターに透かしがあしらわれ、サンドブラスト加工が施されたサテン仕上げ、ブリッジとメインプレートはサンドブラスト仕上げとポリッシュ仕上げ。レーザー加工によりデコレーションが施されている。
堅牢性、耐久性、信頼性そして精度を兼ね備えたこのムーブメントは、2カ所で固定されたトラバーシングブリッジによって維持される可変慣性テンプを有する。また耐磁性シリコンバランススプリングを備え、スイス公認クロノメーター認定を取得している。その認定では、ムーブメントの状態で日差-4秒から+6秒を基準としているが、チューダーはさらに腕時計として組み上げられた状態で日差-2秒から+4秒という、より高い基準を達成している。
ケース径は39ミリとやや小ぶりでフィット感も良好。ストラップ素材はレザーまたはファブリック製から選べる。時計本体とマッチするカラーのファブリック製ストラップは、フランスのサン・テティエンヌで150年以上家族経営を続けるジュリアン・フォール社によって製作され、高い品質と快適な着け心地を両立する。

ブラックベイ フィフティ‐エイト 925

  • ムーブメント|自動巻き(マニュファクチュール キャリバー MT5400)
  • パワーリザーブ|約70時間
  • ケース素材|シルバー925(サテン仕上げ)※独自合金
  • ケース径|39mm
  • ストラップ素材|ブラウングレインレザーまたはトープカラーファブリック
  • 防水|20気圧
  • 価格|各46万7500円(税込)
問い合わせ先

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