1969年のヒストリカルモデルを忠実に再現した新作「クロノマスター リバイバル A385」|ZENITH
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2021年3月2日

1969年のヒストリカルモデルを忠実に再現した新作「クロノマスター リバイバル A385」|ZENITH

ZENITH|ゼニス

世界初の自動巻き高振動クロノグラフモデルを忠実に復刻。ブラウンのグラデーションダイアルを搭載

ゼニスより、1969年に時計業界で初めて製造されたグラデーション文字盤の初代エル・プリメロを再現した「クロノマスター リバイバル A385」がリリースされる。カーフレザー製ストラップまたはSS製ブレスレットの2モデルで展開の予定だ。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ヒストリカルモデルを忠実に再現した高性能クロノグラフウオッチ

2021年、ゼニスは1969年に発表されたグラデーション文字盤の初代エル・プリメロ ウオッチを再現した「クロノマスター リバイバル A385」をリリースする。エル・プリメロの歴史の中でも、最も重要なモデルと言えるA385は、世界初の自動巻き高振動クロノグラフである3種類のステンレススチール製オリジナルモデルのうちのひとつだ。
ヴィンテージにインスパイアされた時計という枠を超え、1969年の初代モデルの製造計画を採用し、ヒストリカルモデルを忠実に再現。ポンプスタイルのプッシュボタンが付いた37ミリのステンレススチール製ケースは、オリジナルのトノー型プロポーションとその仕上げまでも再現されている。
A385は、1970年、黎明期のクオーツムーブメントに対する機械式ムーブメントの優位性を証明するために行われた飛行実験で大きな話題を集めた。パリ−ニューヨーク間を飛行するエールフランス・ボーイング707のランディングギアにA385を巻き付け、激しい温度変化、風圧、気圧の変動といった外気の厳しい条件に対する耐久性がテストされたが、着陸後も腕時計は完璧に機能し続けていた。一方で、黎明期のクオーツムーブメントは同様の飛行実験で温度差に耐えることができず、機械式ムーブメントの優位性が証明されたのだ。
A385が発表された1969年当時、それまでになかったグラデーションカラーの文字盤は人々を魅了し、近年においても、文字盤にコントラストと深みを持たせたこのデザインの人気が高まっている。リバイバルモデルでもオリジナルと同様、温かみのあるメタリックな色調が再現されている。
レトロなムードが漂う「クロノマスター リバイバル A385」は、1969年当時のスタイルを表現した2種類のモデルが用意され、ひとつ目はステンレススチール製「ラダー」ブレスレットで、初期のエル・プリメロ搭載モデルの象徴であるゲイフレアー社製ブレスレットを現代的にリメイクしたもの。ふたつ目は、ライトブラウンのカーフレザー製ストラップで、時間の経過とともに独特の艶を帯びるものだ。

クロノマスター リバイバル A385

  • Ref.|03.A384.400/385.C855、03.A384.400/385.M385
  • ムーブメント|自動巻き(エル・プリメロ 400)
  • パワーリザーブ|50 時間以上
  • ケース素材|ステンレススチール
  • ケース径|37mm
  • ストラップ素材|カーフレザー(03.A384.400/385.C855)、SS(03.A384.400/385.M385)
  • 防水|5気圧
  • 価格|93万5000円(03.A384.400/385.C855)、96万8000円 ※ともに税込
問い合わせ先

LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス
Tel.03-3575-5861
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