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2019年2月9日
ふたつとして同じ表情のないダマスカス模様の限定ウオッチ|Sinn
Sinn|ジン
ダイアル一体型ケースに特殊鋼を採用。
ダマスカス模様が美しい100本限定のユニークなピース
ドイツの時計ブランド「ジン」が、ダイアル一体型ケースに特殊鋼を用い、ふたつとして同じ顔が存在しないユニークなピース「1800.DAMASZENER」を世界100本限定で発表した。
Text by YANAKA Tomomi
ダマスカス模様のケース素材はドイツのBALBACHDAMAST社が製作
パイロットウオッチやダイバーズウオッチなど、プロフェッショナル向けの時計で知られるジンから、スタイルはシンプルながらケース素材にこだわり作られた、1点1点異なる表情を持つ新作が登場した。
今回の主役となるのは、何世紀にもわたり人類を魅了してきた鋼のダマスカス模様。柔らかい鋼と固い鋼を組み合わせることで、両方の特性を持ち、明暗のニュアンス感のある表情が生み出される。
ケース素材は2000年もの歴史を持つ鍛造技術を進化させ、現代に継承するドイツのBALBACHDAMAST社(バルバッハダマスト社)により製造された、鍛造溶接によるダマスカス模様の積層鋼材を使用。
通常はケースとダイアルを独立したパーツとして設計するが、「1800.DAMASZENER」ではダマスカス模様の積層鋼材の独特な風合いや光と影が交互に織りなす有機的なパターンを強調するため、一体型を採用し、完全なスチールブロックからつくられた。
その結果、ダマスカス模様の流れるようなラインがケースからダイアルにかけて途切れることなく続き、独特で趣のある外観を形成。さらにテギメントテクノロジーを駆使し、傷がつきにくい表面仕上げとなっている。
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