ブレゲが海洋資源保護団体レース・フォー・ウォーターとパートナーシップを締結|BREGUET
BREGUET|ブレゲ
水資源保護ミッションに随行するブレゲと
"レース・フォー・ウォーター・オデッセイ"
バーゼルワールド2018にて、ブレゲは水資源の環境保全団体レース・フォー・ウォーター財団とのパートナーシップ締結を発表。オデッセイ・プロジェクト隊員のために、ブレゲは「マリーン 5517」のスペシャルモデル、「ブレゲ マリーン"レース・フォー・ウォーター"スペシャル・エディション」を製作した。
Text by OZAKI Sayaka
水資源保護プロジェクトをブレゲがサポート
ブレゲとレース・フォー・ウォーター財団は、2018年3月24日(土)にバーゼルワールド2018のスウォッチ プラザで催された特別展示のオープニングに際して、ブレゲ社の社長マーク A. ハイエック、レース・フォー・ウォーター財団の代表マルコ・シメオーニの両氏立ち会いのもと、パートナーシップ締結を発表。
ブレゲは、このパートナーシップを記念して「マリーン 5517」のスペシャルモデル「ブレゲ マリーン"レース・フォー・ウォーター"スペシャル・エディション」(非売品)を製作した。このスペシャルモデルは世界35カ国に寄港する海洋調査船レース・フォー・ウォーター・オデッセイの乗組員へギフトされ、彼らの腕につけられて水資源保護ミッションに随行している。
1815年にフランス王国海軍の正式なマリン・クロノメーター製造者に任命されて以来、海洋探査はブレゲの時計づくりに刺激を与え続け、船舶の航行に関わる分野で有用な、数々の並はずれた発明を成し遂げた。その歴史を継承しつつ現代に合わせてデザインされた「マリーン」は、海洋科学研究プロジェクトの趣旨に最も適したコレクションである。
「ブレゲ マリーン”レース・フォー・ウォーター”スペシャル・エディション」の特徴は、軽量かつ耐腐食性に優れたチタン製ケース、クル・ド・パリ模様でレース・フォー・ウォーターの船を描いた特別仕様のダイアルである。
ブレゲ社長マーク A. ハイエック氏は「海洋研究に国際的に重要な貢献をし、世界の海洋保全について具体的な解決策を例示するスイスのプロジェクト、レース・フォー・ウォーターをブレゲがサポートすることになり、誠に光栄です。19世紀に海上での船舶の航行に中心的な役割を果たしたのは時間計測でした。ブレゲは、私たちの共通の未来に欠かせない重要な役を担うオデッセイ・プロジェクトをサポートすることによって、その伝統を守り続けていきたいと思います」と述べている。