これはまるで光のオブジェ！ 吉岡徳仁デザインのガラスの時計｜ISSEY MIYAKE WATCH
ISSEY MIYAKE WATCH｜イッセイ ミヤケ ウオッチ
ガラスの塊から生まれた光のオブジェ。
吉岡徳仁がデザインしたガラスの時計
ISSEY MIYAKE WATCHプロジェクトから16番目のモデルが誕生。デザイナー吉岡徳仁氏が手掛けた「ガラスの時計」が11月10日（金）よりリリースされる。
Text by YANAKA Tomomi
もはや“アート”と形容するべき美しさ
国内外の有名デザイナーが参加し、個性的な腕時計を生み出してきたISSEY MIYAKE WATCHプロジェクト。研ぎ澄まされたガラス素材で様々な立体造形を生み出す吉岡徳仁氏の手によるガラスのオブジェのような斬新なモデルが、新たに誕生した。
美しい輝きが生まれるように、ひとつひとつ削り出しで加工した厚い風防は、強化処理を施した無機ガラス。底部のSSケースには、ジェンダーレスに使える直径39mmサイズを採用した。
ストラップはガラス素材の冷たさとは対照的な、温もりを感じさせるカーフ（牛革）素材を採用。タンニンなめしとオーガニックな水染めで自然な風合いを表現している。
またストラップを留めるバックルはバンドが輪になる三つ折れ方式。これにより脱着を容易にし、ストラップのダメージが最小限となるように配慮された。
透明なガラスの底に閉じ込められ、まるで時が止まったような静寂さを感じさせるガラスの時計。手に取ると差し込む光線が輝きを放ち、周りの風景を映し出しながら表情豊かで独創的な時計へと変化していく。その様は、もはやアートと形容するべき美しさだ。
〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉ガラスの時計
ムーブメント｜クオーツ キャリバーVJ20
ケース素材｜ステンレススチール（左のみ硬質コーティング）
ブレスレット素材｜カーフ
ケース径｜39mm
ケース厚｜15.6mm
防水｜日常生活防水
価格｜4万8000円（左）、4万6000円（中、右）※いずれも税別
吉岡 徳仁（デザイナー）
2000年に吉岡徳仁デザイン事務所設立。デザインからアート、建築まで、幅広い領域において、実験的で革新的なクリエーションは世界で高く評価されている。国際的なデザイン賞を多数受賞。作品の数々は、ニューヨーク近代美術館、オルセー美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館等の世界の主要美術館で永久所蔵されている。
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