アイ・ダブリュー・シーのインヂュニアに粋なクラシカルな新モデル登場|IWC
IWC|アイ・ダブリュー・シー
クラシック・モータースポーツの魅力を具現化した限定モデル
去る3月19~20日、『第74回グッドウッド・メンバーズ・ミーティング』がイギリスの南海岸地方で開催された。この権威あるモータースポーツイベントにて発表されたのが、IWCシャフハウゼンの人気シリーズ『インヂュニア』の新作であった。
Text by KOIZUMI Yoko
最新ムーブメントとクラシカルな意匠の融合
グッドウッド・メンバーズ・ミーティングとは、マーチ卿が所有する英国・南海岸地域にあるグッドウッド・ハウスの敷地内で、イギリス由緒あるカークラブであるブリティッシュ・オートモビル・レーシング・クラブが1949年から1966年までのあいだに71回開催していた会員限定のミーティングのこと。長く休止していたが、2014年に再開を果たし、以来、歴史的なメンバーズ・ミーティングの雰囲気が再現されている。
IWCシャフハウゼンは2015年から公式タイミング・パートナーを務めており、同社が今年用意したのが、伝説のフォーミュラーカーであるメルセデス・ベンツ シルバーアローW196とW125。しかもこの名車のハンドルを握ったのはF1世界選手権で2度のワールドチャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンというのだから、観客の盛り上がりぶりは想像に難くない。
そして今年、IWCシャフハウゼンがもう1つ用意したのが、モータースポーツに敬意を表する3本のオリジナルモデルである。
1モデル目が『インヂュニア・クロノグラフ“74th グッドウッド・メンバーズ・ミーティング”』だ。名前のとおり、歴史的なモータースポーツイベントに向けた特別モデルで、ダイヤルデザインは伝統的なスポーツカーのダッシュボードからイメージが取られている。生産本数は開催数に合わせて74本だ。
2モデル目が『インヂュニア・クロノグラフ“ルドルフ・カラツィオラ”』である。1930年代にヨーロッパで開催された数々のレースで勝利をおさめた伝説的なレーサー、ルドルフ・カラツィオラに捧げるモデルとして誕生。ダイヤルは次々と勝利を飾ったカラツィオラの愛車のコクピットデザインをベースにしているという。世界750本限定生産となっている。
そして3モデル目となるのが『インヂュニア・クロノグラフ“W 125”』で、メルセデス・ベンツのシルバーアローW 125をモチーフにデザインされたもの。チタニウムケースが採用されている点も特徴となっている。こちらも世界750本限定生産だ。
どのモデルもグッドウッドにふさわしくクラシカルかつエレガント、そしてメカニカルな雰囲気にまとめ上げられており、クルマ愛好家を悩ませるデザインとなっている。
またIWCシャフハウゼンのなかでも高いパフォーマンスを誇るインヂュニアシリーズだけあり、ムーブメントには最新の自社製キャリバー69370を搭載。正確な時刻表示に加えて、クロノグラフでは精緻な動作を約束する。
ケース 18Kレッドゴールド
サイズ 直径42mm
ムーブメント 自動巻き
ストラップ カーフスキン
防水 6気圧
発売時期 2016年10月
価格 199万円(税抜)
ケース ステンレススチール
サイズ 直径42mm
ムーブメント 自動巻き
ストラップ カーフスキン
防水 6気圧
発売時期 2016年10月
価格 76万5000円(税抜)
ケース チタニウム
サイズ 直径42mm
ムーブメント 自動巻き
ストラップ カーフスキン
防水 6気圧
発売時期 2016年10月
価格 78万5000円(税抜)
IWC
0120-05-1868
http://www.iwc.com/ja